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市川まや(龍山町0日目)「はじまりのはじまり」

10月某日。旅人にならないか?という広告を目にする。

旅しながら、その様子を伝え、地域と交わる。

そんなことがコロナ禍なのに可能なのか?静岡は浜松市と磐田市しか行ったことが無いし、観光もしたことがない。いいじゃない、出すだけ出してみよう。

そんな軽い気持ちで、しかし、行きたい場所は吟味して応募した。

初めまして。龍山町を旅している市川まやと申します。京都を活動拠点にしながら様々な事情で私生活も旅人のような生活をしています。踊ること、踊りを創ること、踊りが生まれる瞬間を発見すること、そんなことを生活の一部としております。

遠州鉄道最終駅西鹿島駅から車で30分。(エバンゲリオン推しの車内)

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静岡県浜松市天竜区龍山町。

緑色に光る川の写真を見て惹かれた。土地の知識も全くなかった。ただ、「旅人」として行きたい場所はどこか?それだけで選んだ。

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10月下旬に龍山町に行くことが決定、ホストの鈴木のぞみさんとお話しする。

11月末に第1回オンラインミーティング。龍山町に訪れる「旅人」たちとホストの方々と顔合わせ。地域の方々と交流をすることを望むにあたり、「サロン」という集会があることを知る。12月までスケジュール調整。当初1月に滞在する予定を3月に変更。また同時期に滞在される「旅人」が白倉囃子のワークショップを受けるそうで、私もご一緒することになる。

1月初旬、個別オンラインミーティングし、龍山で私ができることを聞き、撮影をすることになる。

1月末、コロナにより「サロン」が中止になり、撮影だけになる。白倉囃子のワークショップも中止。

3月1日、「サロン」に参加できるとの連絡。

3月2日「サロン」蔓延防止措置の延長になると参加不可と伝えられる。

3月4日蔓延防止措置の延長決定により「サロン」プランから、「撮影」プランに決定。

3月9日、龍山町へ。

ころころと変わるプラン。何を用意すべきか。何をしようか。何をしたいか。

「旅人」であるような、「旅人」でないような。

「何か」を果たさなければならないという、ちょっとした責任感が「旅人」という気楽さや奔放さを邪魔する。

しかしながら、この「何か」のおかげで、ホストの方々と密に話すことができ、私に合うようなアイディアを出してくださる。

ここは甘えて、図々しい「旅人」になってみようと思う。やりたいと思えるドキドキするようなことを伝えてみる。そして、何か、新しい出会いがあることに身を任せよう。なるようにしかならない。

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一時は県外の人と会うことを許されなかった浜松山里いきいき応援隊、通称「山いき隊」の鈴木千陽さんと長谷山大騎さん。そして、今回のホストの鈴木のぞみさん。

会えて、良かった!!







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