青木拓磨「タロットカードは当たる当たらないじゃない」(滞在6日目)
そういえば昨夜はペイントアーティスト/ヨガ/タロッターの芹澤亜由美さんにタカカーン氏とそれぞれ15分ずつ、タロット占いをしてもらっていました。
タカカーンは福祉法人設立について。
青木は地方移住について。
どっちもけっこう厳しめの結果に。青木は住みたい場所をピックアップして、それぞれの場所でどんなカードが出るか、というのをやってもらったのですが、東京がいちばんよくて、その次が熱海。どちらも今とそんなに変わらないかも、というカードが出ていました。
タカカーン氏の占い結果は、本人の希望により実況中継されてます。
芹澤(みんみん)さんによるとタロットは危機回避的な役割もあるんだって。ご本人の移住の際もタロットで熱海の結果が良かったのも決め手の1つだったとか。
思うに、航海する際の指針のような意味合いもある気がします。出たカードの要素はだいたい自分の中にすでにある不安要素と合致して、答え合わせをしてるような感覚にもなりました。
みんみんさん、戸井田さんと名物干物屋「青木」VS「釜鶴」対決。
青木的に青木を推したいとこですが、好きなのは釜鶴でした。素材を生かしたシンプルなお味が勝因(その分お値段も張るらしいです)
サバは甲乙つけがたい。サバ好きとしては、うーん選べない!!どちらも美味すぎる。
と、ここまでが5日目で、ここからがようやっと6日目のことです。
朝の山田湯への道すがらにラジオ収録。
初回と同じルートでナギサウラ→山田湯が今回は録音が10分ちょっとだったのが、6日間の積み上げを感じました。
しかも初の湯船貸切状態。朝イチでもなく正午近くでもない、10時半頃が山田湯チャンスなのだという説を提唱したい。最終日に自ら実証したいと思います。
13時、タカカーンさんを見送りに久しぶりに駅前の方へと向かう。ギターを抱えてお見送りしようと準備していたがタカカーンさんが若干引いていたので、出発前に渚町でひとりで歌っておきました。
久しぶりに坂の上、熱海駅の方へ来たが、ここはまるで観光客に向けて作られた別の世界のよう。生活感が全然ない(でもそれは、マクドナルドだったり、乗り換えの合間にちょっと降り立つ旅行者のなじみのある駅前だったりもする)
後で戸井田さんに聞いたところ、昔は熱海銀座が中心部だったのが、熱海駅が出来て中心は坂の上の方へ。それでも熱海銀座までホテルがひしめき客足も届いていたのが、あいだのホテルの廃業が続き、大きなホテルも送迎を使い出し、熱海銀座への客足が途絶えたのが10年前くらい。
その後、アートによる町おこしや、(昨日われらがさんざん仕分けして人気を目の当たりにした)熱海プリンの2号店が熱海銀座にオープンしたこともあり、商店街に活気が戻ってきたのがここ数年。
今はまたテナントが戻ってきたものの、似たようなお店が近くにいくつもあったり、同じグループの店がいくつも出来たりなど、それはそれでの新しい問題も出てきてるそうです。
熱海市の人口は3万人。町の規模から考えたイメージより全然少ない。
急下降してるわけではないけど、じわじわと下がり続けている感じだという。
賑わう商店街を横目に坂を下って、いつもの渚町とは駅をはさんで逆側からビーチを見渡す。
2日目に撮った写真とは対照的
たまたま前を通りすがったナギサウラのオーナー、ちゃ〜さんこと茶田さんにごあいさつ。ナギサウラでライブはできるとのこと!
ここを起点に熱海歩き回りライブの夢は広がります。
ここが元々ちゃ〜さんのお家だったこと、11人家族だったこと、色んな思い出があることを聞いて、急に茶の間や台所、玄関に茶田少年の残像が見えるようになる。
この着物も豚ちゃんも柱も。妙に落ち着くと思っていたんだよなあ。