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持塚三樹「アーティスト達」(5日目)

地元の方に、室岩洞に連れて行っていただいた時、松崎町の国道136号線に沿って南下する道に沢山の白い彫刻がある道に気づき尋ねたところ「彫刻ライン」というのがあるということを教えていただきました。早速、今日は全彫刻をみるために車を走らせてみました。なだらかな坂道を山沿いにグネグネ走りながら彫刻を見つけ、停車して撮影するのは難しく意外と難航。21体の彫刻を見ることはコンプリートはできませんでした。ただ、じっくり見れた彫刻を観察すると、それぞれの形の作り方が全く違い楽しむことができました。3往復して途中車を置けるところに置いて撮影してみました。作品は一部掲載します。

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ーーーーーーーーーーー「今日のお店芸術巡り」ーーーーーーーーーーー
今日のお店は、雲見海水浴場前にある「浜の家」という食堂です。どれも美味しそうでしたが煮魚定食を注文。魚はブダイという魚、厚みのある魚の身は柔らかく、煮付けは流石美味しかった。

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お店には魚拓と絵画が飾ってあり、飾ってある魚拓は大物ばかりで圧巻だった。
絵画は優しいタッチで描かれている作品が数点、キャンバスに描かれていると思われる大作もあり、若奥さんに絵画について尋ねてみたところ、息子さんが高校の美術部で制作したものという事がわかった。海中や猫などの絵はなかなかの腕前。

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もう少し深掘りして聞いてみると、実はその息子さんの祖父にあたる方が芸術家との事。松崎町の彫刻家、堤達男さんに教わり彫刻家になった方という。作品は僕も何回かみたことのある、「浄蓮の滝」にある「伊豆の踊り子」の銅像を作った山本利治さんということでした。よく知っている作品だったのでびっくりしました。

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彫刻ラインは彫刻家の山本さんが高校の時に、堤達男さんに指導をしていただいた生徒さんが集まって制作したものと教えていただきました。
松崎町のホームページには、地元の芸術家グループ「鳩巣会」が昭和47年に設置と描かれているのでそのグループのアーティストであったということですね。
点と点が繋がって知ることが出来たアーティスト達がたどった線は、とても身近に存在するということに面白さを感じます。ご協力いただいた「浜の家」さん、大変ありがとうございました。また食べに行きます。 お写真撮っていただいた偶然お会いした方もありがとうございました。

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