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下からの人生

大事なイベントが終わり、もぬけの殻状態です。
燃え尽き症候群じゃないけど、なんだかぽっかり。
今回のライブは本当に楽しかった。年上のメンバーも年下のメンバーもステージの上では対等で、みんながみんな主役だったと思う。そんな中での気付き。

元来僕は自分に自信がない。まともな人のようにうまくレールに乗ってこれなかったことで、どっかに劣等感というか、そういう気持ちが居座っているんだと思う。そのためなのか、イマイチ自分の思っていることを強く言えない傾向がある。これは誰に対してもだ。特になんらかのことで助けて貰ったり、手を貸してもらった経験があると尚更、言い返せない。イエスマンって訳じゃないけど、「助けてもらったから」という気持ちが先行して、文句を言わないし、言わなくなってしまう。でもこれって、そこにもはや自分の意思はないし、どういう関係性であれ敬意みたいなものを相手から感じられなくなったら、そこで本当はおしまいにしなきゃいけないんだよね。

なんていうのかなぁ。例えば相手の弱みを握ってるとか、過去に助けてやったんだからとか、そういうのがあるから何を言ってもいいって言うのは僕にはどうしても理解出来ない。

別にきっかけがあったわけじゃないんだけど、なんかこう、なんでもへりくだって下から考えるのをやめようと思う。嫌なものは嫌だし、納得できないものは納得できないわけだから、そこで無理をするのもちゃうやんけ、と。まぁ、頻繁にこういうことがあるわけじゃないんだけどね。なんとなく。

自分がそんなつもりじゃなくっても、いつのまにか相手を良いように使ってしまってることってあると思うんだ。要は慣れってやつなのかな。最初はそれはそれは感謝していたけど、長く付き合っていくうちにそれが普通になってしまって、どんどんとありがとうの数が減っていく。当の本人は感謝はしてる、と言うんだけれど結局感謝は相手に伝わらないとなんの意味もなさない。伝わっていないからその相手は「自分はなんでこんななに必死になって助けているんだろう」と、雪崩のように悪い方向に思考が傾いてしまう。

だから、「この人だったらこれやってくれるだろう」とか「この人なら言っても大丈夫」みたいなのを勝手に決めるのはちょっと危険だと思う。そう思ってもらえるのは一種の信頼ではあるから決して悪いことではないんだけど、そこにもやっぱり敬意がないと絶対ダメだし、相手の気持ちも尊重すべきなのかなって。なんでも引き受けてくれる人って、基本的に否定しない。否定しないしされないから、大丈夫だって思いこんでしまう。
これは1件引き受ける側に問題ある様に見えるけど、頼む側もしっかり考えるべきだと思うんよ。そうすればトラブルも起きないんじゃないかな。

いや、あれなのよ。僕に対してじゃないんだけど、勝手な印象で人に無理矢理お願いしておいて、結果に対して文句言う人結構いたもんだからね。それを思い出したわけ。安く頼みたい(なんならタダでやってくれることを望んでいる)からと言って、適当に趣味程度でやってる人に依頼しておいて、その人なりに頑張った結果を踏みにじるみたいなね。んで、頼まなきゃよかっただの、信じられないだの、酷いだののたまうわけさ。それって酷い話じゃんね。んで挙句の果てに周りには悪評を流されておしまい。そもそもちゃんとしっかりと詳細をもって依頼もしていないのに、「ちゃんと頼んだのに全然やってくれなかった」とか言っちゃう。そういう人たちは、どういう思考で生きているのか疑問に感じちゃうよね。

今身の回りに何かを一生懸命手伝ってくれたり、サポートしてくれる人がいる人は1度振り返ってみて欲しい。僕の周りはちゃんと何かすればしっかり感謝してくれる紳士淑女の方ばかりなので困ってはいないけど、僕も時々考えるのだ。
しっかり相手に経緯をもてているかな、それは相手にしっかり伝えられているのかな、と考えてみて欲しい。足りないと思うなら、ぜひぜひ、すぐに伝えてあげてね。喜ぶから。

僕も気をつけよう。そしてがんばろう。
生きるって難しい。みんなすごい。

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