ハウルの動く城
終わらない仕事を一段落させ、くたくたになって帰宅。
帰ってきてテレビをつけた。
画面に写ったのは金髪色白のイケメン。
あぁ、なんて最高の金曜日か。
今宵の金ローは、ハウルの動く城。
この歳になって昔観た物語を観ると、抱く感情や響くポイント、作品の楽しみ方、作品から何を受けとるか、昔とは違う発見がたくさんあったりする。
へえぇ、そんな話だったのかってようやくストーリーをちゃんと理解したり。
作品を通して歳を重ねるごとに自分の中にたくさんの感情が生まれていく。
私も大人になったなぁって感じられる瞬間のひとつ。
ハウルに対しても、昔は金髪イケボの美男子で時おり見せる紳士な姿にキャーキャー言っていたけれど、今はそんなイケメンが見せる弱さや脆さに母性本能が溢れて溢れて大洪水。
ソフィーにだっておばさんじみてて小言がうるさくてなんだかなぁと思っていたけど、今の私には芯が強くて愛情深くて、ソフィーはカッコいい憧れのレディだ。
マルクルの行かないで!にも可愛いメーター振りきって母性本能が止まらない。
歳をとるってすごい。
感じることがどんどん増えて年々涙脆くなる。
こんなに感情をたくさん受け取っていたら、この先私どうなっちゃうのかしら。
楽しみ半分、不安半分。
金ローのお陰で少し心が元気になった。
ハウルとソフィーをみていたら、年甲斐もなくキュンキュンしちゃって恋したい気持ちもソワソワと。
もうちょっと自分と向き合いたいし、時間とりたいなと思うのだけど。
愛に生きるのも私だから。
そろそろ恋愛も再開しようかな。
ハウルファミリーに癒された夜。
愛に恋い焦がれるひとりの夜。
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