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ありがとうの気持ち100%

卒業制作。
あっという間にそんな時期になってしまった。
1年間という時間の総決算。
歳を重ねるごとに過ぎる時間の速度がギャンギャン増している。
あれよあれよと、1年間。
私、なにができたかな。

1. ようこそ

仕事も自分も、変えたかったし変わりたかった。
大泣きしながら迎えた2020年。
そんな年始をきっかけに、自分を変えたいと心から思った。

仕事も変えたいと思っていた。
今の仕事はいわゆる営業職。
住宅関係のありとあらゆる資材を取り扱い、主に工務店さんに販売する仕事。
職場の人はみんな優しくて好きだし、お客さんにも恵まれている方だし、取り扱う商品も幅広くて日々新たな知識との出会いの連続。
どうしても辞めたい、辞めなければいけない理由は見つからなかった。
ただ、もう7年近く働いている。
他の世界もみてみたい、何か違うことをしたいの気持ちが強かった。
でも、その何をしたいのかは見えなくて。
いや、本気で探すこともしなくて。
慣れた仕事と環境というぬるま湯にぬくぬく浸かり、青々と茂る隣の芝生に憧れ嘆く日々だった。

様々な思いが重なっていた時に、たまたまPOOLOをみつけた。
旅好きのための学びコミュニティ。

旅、仲間、学び、キャリアデザイン。

私の好きそうな、今の私を変えることができそうなものが詰まってる!
ひとまず話を聞いてみようとすぐに説明会に申し込んだ。
記念すべきZOOMデビューはPOOLOの説明会。
この歳になって数少ない、初めての経験。
新しい出会いにわくわく。
説明会で出会った子達もどこか心を落ち着けて話ができて嬉しかったし、1時間ちょっとの短い時間で心をぎゅっと持っていかれた。
最後の一押しはしみなおさんからの一言。

自分が何をしたいのか、どうしようか、そういう迷っている人にこそ参加してほしいな。

説明会後、即座に応募フォームに手を付けた。
そして数日後には晴れてPOOLOへの参加が確定した。

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2. BIG HUGs ワールド

このPOOLOというコミュニティはとても居心地が良い。
参加者の多くが口を揃えてそう話すはず。

なぜこれだけ個性が強い人達が集まっているのに対立しないのか。
私個人としては始まってすぐの頃、イントロ講義でPOOLOというコミュニティの共通認識をみんなで持てたことが良かったと思う。

運営さんからはじめに伝えてもらったメッセージ

■ 旅という共通言語で
■ POOLOというコミュニティの力を使って楽しむ
■ 素の自分で等身大で
■ 自己開示・他者理解
■ 自分のペースで

みんなで決めた大切にする価値観・キーワード

■ 誰もおいていかない世界
■ 自分の・誰かのやりたいを応援する、のっかてみる
■ お互いを認める、否定をしない
■ 大人が本気で学んで遊ぶ


決して安い金額ではないお金を払って参加している人達というのもあるのかもしれないけれど。
言葉の通り、出会う人はみんな優しさの塊だった。
みんな違ってみんないいが成立する世界。
賑やかで、明るい言葉が飛び交う世界。

コミュニティってこうやって出来上がっていくんだって、季節の移ろいと共に身を持って実感した1年間。

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3. myベストヒット気づき

POOLOでの活動を通して、今まで通りの生活をしていたのでは触れることはなかったであろう学びや価値観、出会いの機会をたくさんもらった。
出会いが増えれば増えるほど、いつの間にか井の中の蛙になってしまっていた自分にハッとした。
囚われないで自由に生きていたかったはずなのに。
いつの間にか自分で自分の世界を狭めてしまっていたなぁ。
複数のコミュニティに所属する、いろんな繋がりを持つことの大切さを知った。

1年間本当に多くの学びや気づき、経験があったのだのだけれど、個人的に強く心に留めている気づきがいくつかある。

■ 私は私のままでいいということ、まずは自分ファースト
■ well being(どうありたいか)という考え方
■ やってみたい、楽しいの気持ちが最優先事項(つまらないを無視しない)
■ どの環境に身を置くか、誰といるかの重要性
■ 他人を知って自分を知る
■ 何事も自分の捉え方次第(感情が出来事を生む・happiness is a choice ! )
■ 常識を疑う
■ 五感を使う・大切にする
■ 言葉には力がある

色んなゲスト講師の話を聞いていると、考え方の共通点や生き方の共通点があって、特に強く感じたのは自分自身を大切にしているということ。
自分の気持ちに正直であったり、自分自身を信じることができたり。

私はどちらかというと、人を比較してしまったり、人からどう見られるか気にしいだったり、他人にばかり目が向いていた。
でも、それって無意味なんだなってこの1年を通してやっとちゃんと気が付いた。
自分を満たすのも、大切にできるのも自分しかいない。
働くうちに振り回されることに慣れてしまったのか、そんなこともすっかり忘れてしまっていた。
自分を幸せにできない人には周りの人も幸せになんてできない。
まずは自分が幸せをちゃんと感じられるようになろうと改めて決意した。

私がこの1年でお話をしたり、一緒に何か活動をしたりした人はあまり多くないのだけれど、出会った人達に改めて感謝を。

お話させてもらった中で、たくさんの温かい言葉やいいね!をもらったし、纏まりのない話もたくさん受け止めてもらった。
この経験は本当にありがたくて。

初めましての人と話をすることに対するハードルが下がった。
私は私のままで話をすればいいなと思えた。

色んな人や考え方がありすぎて普通ってないなって改めて思うし、そしたら私も唯一無二過ぎる存在でこれでいいのかもって思えたし、かけてもらう言葉ひとつで温かくなるし、元気を貰えるんだなって。
言葉の力ほんとすごい。

だからこそ自分がどこに身を置くかは真剣に考えなければいけないし、誰と一緒にいるかは最重要。
心置きなく話ができるコミュニティだったからこそ気が付けたこと。

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4. wakuwaku works

心理面でもたくさんの学びもらった。
それ以外にもちゃんと実用的な技術としても得たこともある。
個人的にはツーリズムゼミとハワイブラッシュアッププログラムは最後まで頑張ったことの1つ。

どちらも0からコンセプト考え、マーケティングトレースをし、3か月で企画をした。
営業職をしていた私からすると企画を立てるということ自体が初めてて、もちろんマーケティングもしたことがないし、みんなで集まって作業をするのは仕事や部活終わりの21時くらい。

毎晩、時間と眠気との闘いだったけど、それでもやっぱり終わってみれば楽しいの気持ち。
煮詰まってしまって全く話が進まなかったり、やっておくべきことがミーティングまでできてなくて申し訳なくなったり、発表ギリギリ前までプレゼンを直したり、紆余曲折がぎゅっと詰まった3か月間。
だからこそ感じられた達成感。
辛いけど、楽しくて。
こんな感覚、久しぶり。

2回のワークを通して、企画づくりの大まかな流れ、コンセプトの考え方、プレゼンのつくり方や魅せ方、マーケティングの方法、チームでの取り組み方、自分の得意なことやできること、熱量の伝え方、まずは自分たちが楽しむこと、本当にたくさんのことを学ぶことができた。

1人じゃ成しえなかったこと。
チームだったからできたこと。

チームE、チーム2のみんなに感謝と大きな拍手!
講師の方々、運営の方々の多くのサポートにも心から感謝!

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5. ここから

終わりははじまり、とはよく言ったもので。
この1年学んだことをもとに私はこれからどうしようか。
明確なものはまだみえないけど。
というか、私にとっては明確なものって一生みえないかもしれない。
だから今目の前のやりたいの気持ちをちゃんと感じて、動いていくだけなんだよな。
そしたらきっと後ろに何となく道ができてくるはずだから。
それでいいんだと漠然と今は思っている。

1.しごと
【辛いも悲しいも含めて全部楽しむ、そしてわくわくをお裾分けする】

まずは働く環境をやっぱり変えたい。
今の人や仕事内容も嫌いじゃないけど、やっぱりもっとわくわく仕事したい。
楽しいの気持ちを持つ人と仕事をしたい。
自分で責任を背負うから、時間も場所も考え方も、もっと自由に働きたい。
チームで何かを創り上げるのは面白いなと感じたので、今やっている販売やサービスではない、モノづくりやコトづくりをしてみたい。

それと他の働き方もみてみたいな。
今よりも小さな規模の会社の人間関係とか仕事環境も気になるし、はたまた個人事業主でも。

これからもまだまだたくさんのライフイベントが控えている。
だからこそ働くという概念は常にアップデートしていきたいし、できることをできるうちに。

2.暮らし
【「暮らし」を心豊かに楽しむ】

暮らしは私の中で切っても切り離せないもの。
いずれは草木が生い茂り小鳥のさえずりが聞こえるような森の中で、ミニ菜園と造園づくりをしながら、改修した古民家に住みたい。
自分の好きが詰まった衣食住と自然、最高。

最適な暮らしを見つけるための旅をしたいと、こっそり思っている。
日本か海外かはわからないけれど。

いつか私が旅にでたら、きっとそういうこと。

3.コミュニティ
【自分らしく居ることができる環境がどこかにあることを伝える機会の提供】

日本人ってとっても生きづらそうだなと勝手に思っている。
POOLOで私がわくわくしたように、その人がその人らしくいられるコミュニティを見つけてほしいと思う。
居心地のいいところは必ずあるはずだから。

それは、私が色んな人と話をすることで手助けができたりするのかもしれないし、人と人を引き合わせることでできるのかもしれない。
もしかしたら、自分でコミュニティをつくることかもしれない。
どんな形で伝えることができるのかはわからないのだけど、私の周りの人達がもっと自分らしく、自分を押し殺すことなく過ごせたらいいなぁ。

人はひとりじゃ生きていけないもの。

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6. special thanks!

初めましてが苦手で、自分の話をすることが苦手で、他人にどう思われているかにびくびくしてて。
自分を表現することが極端に苦手な私が、私は私のままでいいんだってありままで話をできるようになったことは私にとってとても大きな1歩。
(基本、人に素の自分をみせるまで1年かかるが自分の中の定説だった。)

マイペースに、本当にマイペースに参加した1年間。
関わりを持てたのは限られた人たちだけになってしまったかもしれないけれど、それでも多くの学びを得て、楽しむことができた。

2期のみんな、運営さんに講師の方々、コミュマネさんたち。

本当にありがとう。
素敵な出逢いに感謝。

とっても楽しかったです。
これからも細々とご縁を繋いでいられたら嬉しい気持ち。

そして今更ですが、ご縁と共にTwitterも再始動せたいのでもしよければ繋がってください。笑

@m_micro0


ありがとう。

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