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ラップとの出会い (HANNAH)

Hi there!
MIC RAW RUGA MIC3 HANNAHです!


3/2(日)のフリーワンマンに向けてメンバーそれぞれのnoteを書かせて頂くことになりました。


今回、私は自己紹介も兼ねて『ラップ』との出会いと想いについて書こうと思います。





ラップとの出会いは、中学2年生の頃でした。


たしか誕生日だったかな。

 

子どもの頃は毎年、誕生日になると母がセレクトしてくれたプレゼントを贈ってもらっていて、その年はSOIL & "PIMP" SESSIONSという日本のインスト・ジャズバンドのアルバム”CIRCLES”を贈ってくれました。



当時、私は札幌市内の中学生で編成されたビッグバンドでジャズサックスをやっていたので、私を想いこのCDを選んでくれたのでしょう。



このアルバムには、さまざまなアーティストをフィーチャーしたジャズの楽曲がたくさん入っていました。

 

クラシックやジャズのスタンダード、洋楽ばかりを聴いていた私は、SOIL & "PIMP" SESSIONSというバンドも、ゲストのアーティストたちも全く知らなかったので、わくわくしながら再生した事を鮮明に覚えています。



一曲目はRHYMESTERとのコラボ曲


”ジャズィ・カンヴァセイション”。




「何これ!!カッコ良すぎる!!」



「こんなにリズミカルな日本語の歌詞はじめて!!」



衝撃的な出会いでした。



その後他の曲も一通り聴いたけれど、
ずっと”ジャズィ・カンヴァセイション”が
頭から離れない…。



歌詞カードを読みながら、口ずさんだり間奏でのサックスのアドリブを真似て一緒に演奏したりして、ますます彼らの音楽に心酔していきました。



その後、日本語ラップに触れる機会はあまりなかったけれど、EminemやPitbullを中心に色んなアメリカや海外のラップを聴くようになっていました。

 

当時は、英語の歌詞を理解しながら聴くというよりは、楽器の音を聴くように言葉が放つ音そのものを楽しんで聴いていたと思います。



そうして時が経ち、
韓国へ交換留学しに行った大学2年生。



現地で韓国のヒップホップシーンを
目の当たりにしました。



中学2年生の時に味わった”あの衝撃”。
 


韓国人の友人に誘われて、アマチュアでラッパーをしている友人のライブに足を運んだ時、同じような感覚に陥っていました。



留学前も韓国語のラップをたくさん聴いていたけれど、その時とは明らかに違う感覚。



きっと留学して韓国語をある程度理解できるようになっていたことで、日本語ラップと同じように歌詞を理解しながら聴けたからかな?



それに加えて、韓国語の発音や言葉に魅力を感じていたのもあったからか、初めて



「自分もラップをやってみたい!」



と思うようになりました。



それからは、好きな韓国のラッパーの曲をカバーして録音してみたり、自分が作った曲に作詞したラップを乗せてみたり…。 


↑初めて作詞作曲したラップ曲

当時はラップも発音もめちゃくちゃだったけど、ラップをしている時の自分は全てを忘れ、とにかく音を楽しみ、ありのままの自分になれる好きな瞬間でした。



これまでは自身の感情や想い、自分から見えてる世界を言語化して伝えるのが苦手だったので、私にとっての感情表現はビートメイクだけだったけれど、ラップを自身の音楽表現に加えたことで、


 
「なんだ、音楽に乗せれば私もちゃんと言葉で伝えられるじゃん」



と自信を持てるきっかけになりました。



そして言葉の美しさに気づけました。



きっとその気持ちが無ければ、マイクロウを受けることは無かったし、今の自分はいなかったと思います。



そしてマイクロウの一員として、多くの人にラップを届けるようになり、自分が放つ言葉がモノクロからカラフルになった気がします。

 

これは日々感じていることで
メンバーとみんなでライブを重ねるごとに、
その色は日に日に鮮明に、多彩になっています。



3/2のフェスは、みんなが集めた色をぶつけ合って、みんなで新たな色を手に入れることができる、そんなライブになると思います! 


…というか、させたいです!



言葉の意味と美しさを噛みしめて、たくさんの色をお届けして、みんなの心を鮮やかにしていけるよう精いっぱい楽しみますので、ぜひ初めましての方も、いつも応援してくださっている方も来てくださると嬉しいです!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



そして、いつもありがとう!!
だいすきです!!



3/2下北沢SHELTERで会おうね!
待ってるよ🦋



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