今朝、難聴の母のスマホに音声文字返還アプリをダウンロードした。
今朝、難聴の母のスマホに音声文字返還アプリをダウンロードした。
今朝階下の母の部屋へ出かける前のご挨拶へ。
娘「ばあちゃんおせんべいある?」
母「今日はあったかくなるよ!」
娘「おせんべい!」
母「早く行きなおくれるよ」
といつものごとくまったく会話が成り立たない。
特に朝一番は補聴器を装着していないため会話がつながらない。
だから私はいつも腹式呼吸で話す。
「おはよう!凄くいいアプリ見つけたんだけど!」とさっそく報告。
最初は、
は?
って感じでどうせあたしにゃ扱えないゎみたいなオーラを放ち相手にされなくて、
やっぱりね、な反応。
実は前にも似たようなアプリを試したが文字も小さくて間違いも多く、実用に至らなかった思い出がよみがえったのだろう。
(どうせ使えないんでしょ。。)と母の心の声が聞こえてきた。
私も、(むしろ難聴のため聞こえていないのでは?)といつもの様に思ったり、聞こえたか聞こえなかったか探るのになかなか脳内が忙しい。
だがしかし今回のアプリはきっと助けになるはず、と確信している私は今朝は強気だ。
このアプリは難聴者に向けたスマホアプリの続く開発者達の見本になるはず。とにかく簡単なのだ。
ユーザーエクスペリエンスが素晴らしく、アプリを開けたら2秒で起動。
たったそれだけなのだ。
気乗りしない母のスマホを取り上げてあっという間にダウンロードを済ませた。
母はぶつぶつ何が言っている。補聴器に何度も期待しては思ったのと違う感じで裏切られてきた悲しい経験から、簡単に信じて期待!→悲しくなる、のサイクルを無意識に警戒しているのだ。
年老いて傷つきやすい自分の心を守っている。大事な事だ。
母がアプリの実用性を確認するためには己の難聴と老いをさらし、老人扱いされるのも気後れも大きいはずである。
「音声文字変換&音検知通知」をチェック!
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.audio.hearing.visualization.accessibility.scribe
インストール完了。
朝は保育園に行くのであまり時間がなくて、まして月曜日は洗ったお昼寝シーツを新たにかけなくてはならない。だから月曜日はいつもより少し早く出かけるため慌ただしい。
簡単な説明をして出掛けてきた。
そして今は会社の帰りで、保育園にお迎えに行かねばならない。
また続きを母と、難聴とアプリの経過を書こうと思う。母に何か変化が現れるか気になるから。
今まで育ててくれた事に感謝してこなかった自分のためにもこれからはわたしが母を喜ばせたい。
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