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視聴率80%達成!初の自社カンファレンス開催までのプロセスを紹介
はじめまして!
Micoworks株式会社ビジネスマーケティング部の篠田と申します。
2022年は弊社が提供するマーケティングSaaS「MicoCloud」の成長スピードを加速させるため、より投資対効果の高いマーケティング施策の見極めのために、新たな施策を試行錯誤しながら進めてきた1年でした。
その中でも、特に大きなチャレンジだったのが昨年11/29(火)に開催した、オンラインカンファレンス「MicoCloud Marketing Confererence」です。
準備期間はわずか3ヶ月でしたが、結果的には14社が登壇、視聴率は約80%、視聴者アンケートでも高い満足度をいただくなど、成果を残すことができました。
今回の記事では、初のオンラインカンファレンス開催に至るまでのプロセスを記していきます。
はじめに
まずは、自己紹介をさせていただきます。
鍼灸師としてキャリアをスタートさせ、その後人材系会社に転職し営業・採用担当を経験、2020年2月にMicoworksに入社しました。
入社後は採用管理システムのIS/FS、MicoCloudのIS立ち上げを経験したのち、2022年7月からはマーケティングチームで主にウェビナーを担当しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1673414831547-HYbeE0FHLA.png)
カンファレンス開催に至る背景
弊社提供の「MicoCloud」の急成長に伴い、2022年は投資フェーズと定め、マーケティングチーム内でさまざまな施策を打ちながら効果の高い手立てを模索してきました。
そんな中、2022年8月ごろ、下半期のマーケティング方針を議論するMTGの中で「トリプルメディア全体を巻きこむ、カンファレンスを自社で開催するのはどうか?」というアイデアがマーケチーム内で生まれました。そして、2022年の大きなチャレンジとして、11月末にオンラインカンファレンスを実施することに決まりました。
セミナー担当の私が全体統括を行い、チームメンバーが当日運営や登壇企業の打診などを担当。デザイナーや広報とも連携しながら、総力戦で準備を進めていきました。
カンファレンスで実施して良かったこと、改善したいこと
カンファレンス実施までの準備の流れは、以下になります。
1. 登壇企業への打診
2. 専用LP・告知バナーの作成
3. 申込者対応の自動化
4. 開催2~3週間前に集客開始
5. プレス・FB広告・メルマガにて集客(スポンサー企業にも集客依頼)
6. 広告・メルマガの場合には各keynote訴求用のバナー・文面を作成
7. カンファレンス当日の運営
実施してよかったこと
カンファレンスイベントの開催
自社カンファレンスイベントの開催は挑戦してよかったと感じています。 今回のカンファレンスを機にKeynoteセッション含めて、13社の企業さまとのつながりが生まれました。また、視聴率も非常に高く、トリプルメディアの活用といったテーマについて、多くの方々からの関心が高いことが伺えました。
認知度の高い企業への登壇決定
今回、すでにイベントやセミナーで数多く登壇いただいている企業を中心にお声がけしました。その結果、UUUM株式会社さま、TikTok for Businessさまをはじめ、マーケティング業界で認知度の高い企業にご登壇いただくことができました。その結果、当日のセッションで参加者からチャットでの質問が相次ぐなどかなり盛りあがり、事後アンケートの満足度も非常に高い結果を残すことができました。
リマインドの強化
カンファレンス当日の視聴率を高めるために、参加者へのリマインドを強化しました。
タスク自動化ツール「Zapier」を活用して、参加者のGoogleカレンダーへの予定登録ができるようにセットし、カレンダーにはZoomのURLを含めた、視聴方法を記載しました。
また、前日・当日のメールリマインドはHubspotを使い自動送付しました。
「興味のあるセミナーに申し込んではみたものの、開催日時を失念していて気づいたら終わっていた」ということは皆さんあるあるかと思います。リマインドを行うなど、ひと手間かけることで、失念による視聴漏れをなくし、当日の高視聴率につながったと感じています。
次回、改善したいこと
準備期間の短さ
今回、カンファレンス実施を決定してから準備期間が3ヶ月とかなりタイトなスケジュールでした。また、初の自社開催でオペレーションも確立していない状態だったため、かなり慌ただしく進める形となりました。
初めて自社カンファレンスを開催する場合には、半年ほどの準備期間を見込んでおいた方が安心かと思います。
スポンサー・keynote企業への登壇打診
セミナーに力を入れ始めてから半年も経ってなかったため、企業との繋がりをゼロから構築する必要があり、非常に苦労しました。
また、初のカンファレンスなので過去の実績などもなく、登壇OKのお返事をいただくまで、想定以上にお時間がかかることもありました。
今回は弊社経営陣のつながりや、日頃マーケティング支援をいただいているアドバイザーや顧問の皆さまに数多くのご紹介をいただきました。
(改めて承諾いただいた企業の皆さま、ありがとうございます。)
今回の実績をイベントレポートや報告書で残しておき、次回カンファレンスの登壇打診の際には提出できるようにしておこうと考えています。
集客期間の確保
登壇企業の決定から、各セッションの登壇テーマ設定、各企業への広報・告知素材のチェックに想定以上に時間がかかり、その結果集客スタートが後ろ倒しになってしまいました。
次回開催時は、最低1ヶ月の集客期間を確保し、余裕を持ったスケジュールを組んでいきたいと思っています。
カンファレンスのコンセプト強化
今回のカンファレンスでは企業との繋がりが少なかったこともあり、「トリプルメディア活用」といった広いテーマで設定しており、コンセプトが少し弱かったと考えています。
各セッションに全体コンセプトにマッチする企業が揃っていると、参加者により良い情報提供ができたのではないかと思っています。
カンファレンス開催による効果
カンファレンス当日は想定以上の方々に参加いただき、視聴率も約80%とかなり高い数値を記録しました!(一般的なセミナー視聴率は70%前後です。)
視聴率が高かった主な要因としては、以下の2点が大きかったと考えています。
直前にセミナー申込を行い、温度感の高い視聴者が多かったこと (およそ6割が1週間以内に申込)
前日・当日リマインドを徹底して行ったこと
そのほか、カンファレンス開催によって以下の効果を実感できました。
企業とのつながり
今回登壇いただいた14社のうち11社は今回初めて一緒にお取り組みする企業となり、その後に別途共催セミナーを組む企業もあり、新たな接点を持てたことは非常に良かったです。
参加者の満足度の高さ
参加者の満足度も非常に高かったです。アンケート回答者の6割近くが「デジタルマーケティングに取り組んでいるが課題を感じている」という方だったため、セッション内容も刺さったのではないかと思います。
MicoCloudの認知向上
私たちが提供する「MicoCloud」に対する認知や理解を深めていただく機会になったかと思っています。今まで弊社が実施していたセミナーではどうしてもソリューションがLINEやSNSに絞られていましたが、今回は各SNSや広告測定、データ活用など幅広いソリューションを知っていただく良い機会提供ができたと感じています。
お客様の課題解決のヒントを届けたい
MicoCloudは継続利用率99%超という非常に高い信頼を得るサービスとなっており、さらにお客様からの信頼を高める上ではLINE以外のマーケティング施策も含めた情報提供も必要です。
MicoCloudではツール提供だけではなくサポート・コンサルも強みにしており、マーケティング活動を行う方の課題を解決できる提案をしていきたいと考えています。 今後も定期的にカンファレンスを開催し、課題解決のヒントとなる情報を届けていけたらと思っています。
最後となりますが、Micoworksのマーケティングチームでは採用強化しております。今回の記事で「話を聞いてみたい!」という方はぜひ以下のページからご応募ください。