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【micoのNY通信】クワイエット・ラグジュアリーから私たちが学べること
こんにちは、micoです。
あっという間に11月。ニューヨークではハロウィンのお祭り騒ぎが終わり、街は徐々にホリデイムードに切り替わっています。
この時期のデパートのディスプレーは華やかで見ているだけで楽しい!
先日ショッピング同行の仕事で訪れたBloomingdale's本店の入口には、巨大なミラーボールが!ツリーもたくさん飾ってあります。
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そんなきらびやかな装飾と対照的に、マネキンのコーディネートはモノトーンを中心としたシックなコーディネートが目立ちました。
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これが2023年秋冬のトレンドの1つ「クワイエット・ラグジュアリー(Quiet Luxury)」です。
インスタで紹介したところ「知らない!」という方が意外と多かったので、今回はクワイエット・ラグジュアリーを簡単に解説し、このトレンドから学べることをお伝えします。
クワイエット・ラグジュアリーとは
派手で目立つデザインを遠ざけ、抑えた色や柄で素材の上質さを引き立てる、気品ある装いのこと。
ロゴやモチーフは押し出さず、控えめで穏やかでありつつ、クラス感はしっかり醸し出すところに特徴がある。
クワイエット・ラグジュアリーを代表するブランドの1つはザ ロウ(THE ROW)。
目立つロゴはなく、上質な素材が引き立つ優美なシルエットで勝負しています。
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他にもロロ ピアーナ(Loro Piana)やブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)がクワイエット・ラグジュアリーの代表格と言われています。
また今日訪れた別のデパート、SAKS FIFTH AVENUEに飾ってあったジル サンダー(JIL SANDER)や、マックス マーラ(MAX MARA)のワントーンコーデのスタイルもとても素敵でした!
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真のクワイエット・ラグジュアリーは難易度が高い
今紹介したクワイエット・ラグジュアリーのスタイルは、実際には難易度が高いです。なぜなら、
1. ラグジュアリーな価格
「ん、ゼロ1つ間違えてる??」
と思うくらい、例に挙げたブランドのファッションはセレブでなければ揃えられないお値段です。
また、このようなラグジュアリーブランドではないとしても、見ただけで高級そう!と分かるレベルの素材を使ったアイテムは値が張ります。
2. 地味になる
「これ、モデルさんが着るからかっこいいんじゃない?」
「自分が着たらただの地味コーデ!」
これは、残念ながら一理あるかもしれません。
ブランドロゴやデザインに主張があるアイテムに頼らないということは、自分自身で勝負しなければいけないからです。
しっかりとしたファッションの軸があり、それを表現するスタイリングのセンス、着こなす自信がある、おしゃれ上級者向けのスタイルなんです。
そのため今すぐ真似できる簡単なスタイルではなく、ある程度のファッション経験値が必要になります。
(よかったら以前のブログ「おしゃれは1日してならず」も読んでみてください)
クワイエット・ラグジュアリーの取り入れ方
ちょっと待って!
自分には縁のないスタイルだな、とは思わないでください。
下記の3つのポイントを意識して、自分流にクワイエット・ラグジュアリーを取り入れてみましょう。
そして、クワイエット・ラグジュアリーをきっかけにファッションを見直してみてはいかがでしょうか?
1. スタイリングはカラーに統一感を
黒、白、グレー、ベージュ、ネイビーなどのニュートラルカラーを中心に、色数は少なくまとめる。
2. 安さよりも素材重視
自分が納得できる、着心地のよい素材を選ぶ。(高級でなくてもOK)
デザイン重視で安いものを3枚買う代わりに、上質なものを1枚買う。
3. 自分に合ったサイズ、似合うシルエットや素材を選ぶ
上質で素敵なデザインでもサイズが合っていなければ台無し。
また、人それぞれ体型で似合うシルエットや素材が異なるので、似合うものを分かっておくことが大事。
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クワイエット・ラグジュアリーから学べること
クワイエット・ラグジュアリーは私たちにとって良いトレンドだと思います。
ブランドロゴや分かりやすい流行のデザインに頼らないためにスタイリング力がアップするだけでなく、「良いものを長く大切に使う」ファッションにつながるからです。
プチプラ製品の買い方の見直しや、上質な素材、本当に自分に似合うものの選び方を学ぶきっかけにもなりますね。
長持ちする上質で着心地の良いもの、長く着られるデザイン、合わせやすいカラーのアイテムを選び、自分自身のタイムレスなワードローブを作ってみましょう。
See you soon!
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