『MAMEHICOさん来る！』②

マメヒコを教えてくれたのはお客さんは、わたしと同姓同名で(名前に漢字はちがう)好奇心旺盛で、主婦とは思えないくらい自由で行動的で好奇心の赴くままに生きている、エネルギッシュな女性で。会うたびにいつも刺激的な情報をわたしに伝えてくれた。ブログも書いていて、読んでいるとびっくりハラハラ、すごいなーこんな赤裸々にプライベートをかくなんて！と読むたびに驚いたけど、実際に会うとおだやかで話やすくて、ふつうで。ふつうの意味は割と感覚が近しいということなのかもしれず、その時々にわたしの興味関心あることと彼女が話す内容がシンクロしているなあと感じていたりもした。

インパクトの大きかったのはお金についてのことだった。それまで買い物をする時に生産のプロセス、そしてお金の流れを気にしてはいたけど彼女がある日どさっと持って来てくれた資料を読んで、衝撃とい確信めいたものを知り、それは今のわたしたちが知り得る範囲に過ぎないけど、ああやっぱりそうなんだ！ときもちが楽になるものだった。

それ以来、わが家にインパクトをもたらした彼女のことを「ほしみっちゃん」と呼び、彼女はわたしを「サンデーみっちゃん」と呼ぶようになった。