日記 家族ぐるみの記憶改竄（2024/12/16）
↓昨日の母とのLINE
そう、実は福井県は小学生のころ家族旅行で行ったことがあって、その時は恐竜博物館に行って化石発掘体験をした。
両親がキャンプ好きな我が家では旅行といえばキャンプで、キャンピングカーやロッジに1度ずつ止まったことを除いてテント泊だったので、いわゆるホテルや旅館に家族全員で泊まったことはほとんどない。
だから家族旅行の思い出はたくさんあるけれどほぼ全てがキャンプ場での出来事で、そのひとつひとつがいつどこの思い出なのか、ひとつも分からずにいる。
ブヨに刺されて1年経っても痒かったこと、本当に大変だったのでよく覚えているのだけど、あれは福井だったんだ。にしてもそれだけの期間ずっと痒いなんてこと本当にあるのだろうか。
大袈裟に改竄された記憶なのでは……と気になって調べてみたら「結節性痒疹」といって実在の症状らしく、家族ぐるみの記憶改竄じゃなくて安心した。
もうひとつ、よく覚えているキャンプ場での出来事がある。
あれは多分小学校高学年のころ、家族が一生懸命テントを建てている横で優雅に折りたたみ椅子に座り読書をしていたら、ものすごい数の巨大なトンボが私の頭上を旋回、攻撃を始めたのだ。
わたしは昆虫が好きだけど、それはあくまで敵意のない相手の場合であって、明らかにこちらに敵意を持って向かってくるトンボ軍団は対象外である。逃げても逃げてもついてくる。テントに逃げようにもまだ建っていない！
半べそをかきながら攻防を続け、落ち着いた頃には空は薄暗くなって本は読めなくなっていた。
これはいつのキャンプだったんだろう。
わたしたち姉弟が成長してから家族でキャンプに行くことはなくなったが、最近は両親ふたりでよくキャンプに行っているらしく、ときどき楽しそうな写真が送られてくる。
いまやっているツアーは今までライブをした事がない土地に行こう！というコンセプトなのだけど、そのうち半分くらいはわたしは個人的に行ったことがあって、その記憶のどれもが「○○館に行ったことがある」なので笑ってしまった。
あらゆる館に行きすぎかもしれない。
掃除をしていてゴミ出しを終え部屋に戻るとスマートフォンの行方が分からなくなっており、数分探しても見つからず、ゴミと一緒に捨ててしまったのでは……と不安になり、こはるに電話をかけてもらったらちゃんと部屋にあってよかった。
目覚ましをかけずに寝たら15時で、のんびり準備をして病院に行った。
病院頑張ったから帰りにダメ元でガトーフェスタハラダに寄ったらシュトーレンが軒並み完売で、分かってたけど、泣
空きれいだった
