絵空事未来/真島ゆろを聴く
聴かせてもらいました。正直にいうと、真島ゆろさんのことを知らず、リクエストでいただいた1曲目ということで早速聴かせていただきました
曲、可愛い〜〜し絵、可愛い〜〜とっても可愛いですね。
でもそれでいて、全体的にポジティブな後ろ向きというかなんというか、そんな感じの雰囲気。退屈な日常から脱出したいんだけど、結局のところ現状を肯定しちゃっているみたいな矛盾。何か変化するって行為は怖いから
歌って救われるくらいなら
今更何も歌ってない
誰かを助けたかったら
医学や法律を学べばいい
本当にそうなんだよな……ちゃんと"正しい行為"ってのは実はある程度規定されていて、ちゃんとそれなりの能力があって道を歩もうとすれば意外と簡単に辿り着けるけど、その道を歩きたがらないで「正しい行為」をしたいっていうのはこっちのワガママなんだよなあ……わかってます、そんなこと。
でも、結局のところその用意された道を踏み外さずに歩くってのも能力の一つなのかも知れない。世間ではそれを社会適合力と呼ぶけど。
結局のところ「これしか私にはないんです」って話なんだから、「こっちの道を歩いた方が楽ですよ」って言われてもうるせー!!ってなっちゃう。でも、それはその通りだと自分でもわかってはいるから落ち込んじゃう。難儀なもんだよねえ
「変わらなければいけない」、「変わりたい」、「変わりたくない」は矛盾するようでいて、矛盾しないのかも。今自分で考えていることを一旦肯定するフェーズが必要なのかも、本当に。でも社会はそれをあまり許してくれないからなあ