私のことは忘れて欲しい
インポスター症候群というらしいです、
「インポスター症候群」とは、自分の力で何かを達成し、周囲から高く評価されても、自分にはそのような能力はない、評価されるに値しないと自己を過小評価してしまう傾向のこと。
新卒で入社して配属された部門で大失敗して、以降部門を変えても会社を変えても追いかけてきた幻影のような思い。
いや、大学受験を失敗したときにこの思いは始まっていたのかもしれません、自分が主人公ではなく、どこか引いた目で何かを見ているような想い
当たり前のように世界は自分中心に回っていると思っていた子ども時代から、うまく脱皮できなかったというか抜け殻が足に絡みついているような状態なのかも。とにかく自分は無価値で、中身がなくて、いつかこの嘘がクリティカルに白日の下に晒されてしまう。そんな想いは年を経ても消えずに残り続けています。
その緩和策としては、あまり上まで行き過ぎないこと。これはいけないことへの見切り、ダメージコントロールなのかもしれないけどとにかく上昇志向がいつからか少し和らいでいるようにも思います。
ただ、この志向性の和らぎは子どもができたことによる和らぎなのかもしれず。アカウント名にとある単語を入れると迷惑スパムが減る。みたいな類のやつかもしれませんね、子育てが一段落したら巨神兵が目覚める危険性もあります
今の私は部下なし管理職という気楽な立場におりまして、何が気楽かと言うと自分の手を動かすことが許容されていること。部下に対して指示を出すより自分で動いたほうが何かと気楽です
「誰よりも嫌いだと言ってくれ」とは皆さまご存知のBLEACHのザエルアポロ・グランツの巻頭詩ではありますが、私に関して言うと私のことは忘れて欲しい、かもしれない。私という存在は触媒、踏み台としてネクストステージへと飛び立って欲しい。そういう想いを抱えて動くなら管理職という立場は一番やりやすいのかもしれませんね。ザエルアポロ関係ないですね
ちなみにこの記事のイラストはAIだそうです、今後AIが躍動する中で私の職は奪われる方になるかもしれません。ラストワンマイルまで逆に行ったほうが生き延びられるという言説もありますし、恥を捨てて生きるという生き方が今後のトレンドになっていくでしょう。頑張っていきましょう
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