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上司や先輩と後輩の板挟みにあったらどうする?

私はあと約2か月で16年働いた職場を離れて理学療法士として新しいチャレンジをしにいきます。
そんな中、ありがたいことに今の職場でチームワークについてお話をする機会をもらいました!
その中で改めて考えたのが今回のテーマです。

上司と同僚や後輩との板挟み

まあ、あるあるですよね(-_-;)
人と人の板挟みになるのはどこの世界でもあることでいちいちそこに引っかかっててもしょうがない、っていうくらいよくあると思います。
特に間に挟まれやすい人っていますよね。
私もその1人です( ̄▽ ̄)

でも、色々整理して考えていくと板挟みになりやすい人だからこそ出来ることがあるんじゃないかと思えるようになってきます。
板挟みになりやすい人は「柔軟性」が比較的高いことが多いです。
これは相談相手として安心できる大事な要素で、
実は多くの優秀なリーダーたちにはこの「柔軟性」の高い名サポート役がいることが多いそうです!
映画とかでいうところの名バイプレイヤーですね!(^^)!

では少し掘り下げて考えて行ってみましょう。

上司とのコミュニケーション


上司に部下の意見に理解を示してもらえない場合、大きく分けて2つのパターンがあると思います。

パターン①全体のマネジメントができているけれど個々の課題への対応までは回らない

読んでいただいているあなたの上司や管理職というのは当然、あなたよりも重要な決断をしなくてはいけなかったり、広い範囲のマネジメントをしなくてはなりません。
その中で、仕事をうまく振り分けていくのが管理職の役割になります。
その上で個々のメンバーへの配慮もしていかないといけないということで、なかなか難しいことをしているわけですよね。
そこであなたに出来ることは

1.上司の言葉を通訳する、後輩の意見を整理して伝える
これは上司と後輩のコミュニケーションでうまくいかない部分をサポートするということですね。
お互い人間なので、立場が違うと同じ言葉を使っても意図や受け取り方がずれやすいです。
おそらく間に挟まれる人というのは双方の言いたいことをある程度理解できる立場にあると思います。
多くの場合、どちらも理不尽なことを言っていないので、食い違いを直して、ちゃんとぶつかるなりすり合わせるなりするとよい方向に進めると思います。

2.上司への提案をする
これはコミュニケーションのみでは解決しない場合に実現可能な代替案を提案することです。どうしても後輩には難しい内容であれば、そこの調整をしたり、後輩への指導が難しい場合であれば上司に相談をする、または誰かサポート役に向いている人をつけてもらうなどの相談や提案はできると思います。

他にもあるかもしれませんが、今回のテーマで悩む人が行動として起こしやすいのはおそらくこの2つだと思います。

パターン②上司がそもそもマネジメントが苦手な場合


この場合はかなり難しくなります。
役職がある人が必ずマネジメントが得意なわけではありません。
多くの場合は現場の経験や成績から徐々に役職が変化していくと思います。
多くの場合、現場の仕事(プレイヤー)と管理の仕事(マネージャー)は全く違う内容になります。
そのため、その人がいくら優秀であったとしても全く合わない環境や内容になったときに力を発揮できなくなってしまいます
このようなことがピーターの法則というもので説明されていて、ピラミッド型の組織においてよく起こる問題だそうです。

その場合は、管理や采配が苦手な上司のサポートに回る形になります。
気づいていなそうな部分を伝えたり、解決するアイデアを伝えたりする形になります。

なぜそこまでしないといけないんだ、という部分もあるかもしれませんが自分自身をチームの一員として考えれば、必要な中で自分にできることを行動としてやるしかないですよね。
もし、実は管理が苦手でなかった場合にはその上司はおそらく一度受け入れた上で自分の良いと思う方法を選択するでしょう。
そうなんです。提案はしたとしても、そこでどうするかの決定はあなたではなく上司の仕事です。
だからと言って無責任になんでも言って良いわけではないですけどね( ´∀` )

後輩や同僚とのコミュニケーション

この部分では先ほどの通訳の役割が一つになります。
上司からのメッセージを分かりやすいように変換して伝えます。
これも意外と難しい。
誤解の生じないニュアンスで伝えないといけませんから。

別のパターンとしては
後輩や同僚の成長を促すパターンです。

なんか上から目線に聞こえるかもしれませんが、上司の意見に納得がいかないことで相談したうえで自分での行動を起こせない場合、「自立」ができていない可能性があります。
ここでいう自立は詳しくは7つの習慣を読んでいただくとわかりやすいのですが、自立できていない場合自分自身の判断軸をしっかり持てていない、自分で何をすべきかの判断ができない状態にあります。
この場合、言われたことに対していつも怒って反応する、他人のせいにするといった反応が出ます。
自分の取れる行動の選択肢がないため怒るという方法を取ってしまいます。
この状況の人に対しては、自分でするべき行動に気づいてもらうような働きかけが必要になります。
この時の方法はコーチングや具体的な行動の提案です。
コーチングは相手に問いかけるようにしながら考えを引き出していく方法で、その人の中にある答えを引き出していくイメージです。
(中々難しく、私もチャレンジしては反省ばかりしていますが…。)
具体的な行動の提案は「こうしてみたらどう?」と先ほどの選択肢をこちら側が作る方法です。

「変えられるもの」と「変えられないもの」を意識する


こうした行動を起こす経験を通じて、「変えられるもの」と「変えられないもの」を判断できるようにしていきます。
「変えられるもの」は自分自身や未来、「変えられないもの」は他者や過去です。
このことを知っていてその場その場で必要なことを選択していける人が「柔軟性をもったリーダー」になっていくことができます\(^o^)/

板挟みになった状態を解決するための行動が自分自身の成長につながっていくと思います。

自分自身もまだまだですが、一歩一歩目の前のことに集中して成長していきたいと思います(^O^)/


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