35歳を人生の折り返し地点とします

ミッキーです。先日、村上春樹の「回転木馬のデッド・ヒート」という短編集の『プールサイド』という作品を読み返しました。不断の努力により仕事で成功をおさめ、良い妻に恵まれ（若い不倫相手にも）、トレーニングで若い肉体を保つ何不自由のない主人公が、35歳となった時にこの年齢を人生の折り返し地点と決める話です。

作品の中でも言及されますが、80歳生きる人生を考えれば折り返し地点はまだ先だけれでも、彼は35歳を人生の折り返し地点と決めることに迷いはありません。水泳競技に例えながら、区切りを作ることで、息苦しさや、筋肉の疲労と戦い、泳ぎ切ることができる。そうでなければ、競技（人生）は暗黒の地獄であると。もちろん、泳ぎ切った先にまだ人生があるのであれば、それはそれでありがたく生きればいいと。

水泳での例えもありましたが、この作品から学ぶことは、自分の人生を区切る事で、認識の容易となった時間単位を効率的に生きることができ、空間認識に強くても時間認識に弱い我々が、日々を漠然と過ごさないための方法である、という事だと考えます。

至極当たり前の事なのですが、自分の人生の折り返し地点と絡めると実感を持って受け止めることができそうです。

私も今年35歳なので、私もこの年を人生の折り返し地点として生きることに決めました。

やるべき事は見えてきているので、やらない事もどんどん決めていきたいと思います。手始めにフットサルを自分の人生から断捨離して、道具をメルカリで売りましたｗ 

どんどん身軽になって、やるべき事を加速させていきたいと思います。