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あの頃の自分を迎えに行く買い物
こんにちは、ミッキーです。
皆さんには、自分でお金が稼げなかった時代に欲しかったけど手に入れられなかったものってありませんか?
ナイキのスニーカーはその代表格で、ジョーダンのバスケットシューズ、大流行時のエアマックス95、その他、ビンテージのリーバイス、シュプリーム、コムデギャルソンなど。
ナンバーナイン、グランドキャニオン、ミハラヤスヒロなど、今はかつてほどの人気がなく、当時の数分の1の価格で買えるときに、よりエモい気持ちになり、人は「あの頃の自分を迎えに行く買い物」にハマりはじめてしまうのです。
そもそもタイトルの言葉は、オードリー若林さんが「オードリーのオールナイトニッポン」で言ってた言葉です。若林さんは中学時代にエアジョーダンに憧れていて、ちょうどアメリカ出張にいくお父さんに、エアジョーダンを買ってくるようお願いしました。お父さんは苦労の末、ちゃんとジョーダンを買ってきてくれて、ほくほくで若林さんは学校に履いていくのですが、全く同じものを持っている友人に「それ偽物だよ。ほら、この部分が違う」と言われ、ショックを受けます。
それから十数年、若林さんはナイキのサイトで全く同じモデルを買えることに気付き、購入します。若林さんにとって、せいぜい3万円ほどのジョーダンは高い買い物ではないですが、それは「あの頃の自分を迎えに行く買い物」です。若林さんはすぐに履かずに車の中に持ち込んで、仕事の合間に眺めては至福の時間を過ごします。どうしても欲しいものが手に入らなかったあの頃のショボンとした自分を、成長し経済的にも余裕が持てるようになった自分が、後ろからそっと近づき「ほら、欲しかったんだろう?」とプレゼントしてあげる買い物なのです(後に奥さんに「なんで車の中にスニーカー置いたままなの?」と疑問を持たれますw)。
私にとっての「あの頃の自分を迎えに行く買い物」がリーバイスレッド でした。高校生の頃、憧れていたけど、手が出せなかった3万円超えのリーバイスレッドを、大学生になりバイトするようになってから、ブランド古着のお店で見つけ、最初の一本を買った時からリーバイスレッドおたくの道を爆心することとなりました。
また、ミハラヤスヒロも憧れていたブランドで、この度、GUとコラボをし、1万円以下で買えるとなった時、きっちり「あの頃の自分を迎えに」行かせてもらいました。発売初日にGUに行きましたが、心なしか私と同年代の人がいつもよりたくさんいる印象でした。
いかがでしたか?子供の頃、自分で稼ぐ力がなくてどうにもならなかった事ってありますよね?当時は辛いけど、人格形成において我慢をしれたり、それをバネに解決する手段をその時に考えたり、将来それなりの地位を得るためのモチベーションになったりしますよね?逆でなんでも手に入ってしまった場合、人格が歪んだり頑張れない人に育ってしまう可能性もあります。
このような体験を乗り越えて無事に大人になり、ちゃんと働いて稼いでいるのならば、たまにはちょっと贅沢な買い物であの頃の、ヒザを抱えた自分を迎えに行ってみてはいかがですか?
それでは!