『コード・ストローク奏法』おススメの定番5種
コード・ストローク奏法の超おススメパターン5種をご紹介いたします。
この5種のコード・ストロークパターンで、80年代までの多くの8ビートの曲はほぼ網羅できます。
以下、ギターのリズム譜でおススメのストロークパターンをご紹介します。
YouTube『ギターで歌おうch』の解説動画
詳しい解説をご希望の場合は、下の動画をご覧ください。
ここではフラットピックを使用しますが、私は弾きやすい柔らかめのピックを使っています。
8ビートリズム パターン①
8ビートのストロークの超王道です。どのようなリズムで弾いたらよいかわからない場合は、まずこのストロークパターンでコードを弾いてみてください。
このチャンネルで取り上げているフォークとニューミュージック、J-POPは、8ビートの曲がほとんどなので、このストロークパターンがどんな曲でも一番リズムを合わせやすいパターンです。
5拍めが空弾き(空ピッキング)になっています。「ジャンジャカー・ジャカジャ」と声を出して弾いてみてください。
参考の曲
『戦争を知らない子供たち』『ワインレッドの心』『ブルーシャトウ』
8ビートリズム パターン①+カッティング
上のパターンにカッティングを入れて、小気味よくリズムを刻んだパターンです。
カッティングとは、音を切る奏法のことです。弾いてすぐに右手小指の横腹を弦に触れさせ、音を止めてリズム感を出します。
「ジャンチャカー・ジャチャジャ」と声を出して弾いてみてください。
参考の曲 『とんぼ』『君に会いたい』
8ビートリズム パターン②
1のストロークパターンでしっくりこない曲は、このストロークパターンを試してください。1小節でコードが2回変わる場合に便利なストロークパターンです。
「ジャカジャカ・ジャカジャカ」と弾き、3拍目と7拍目にアクセントを置くと弾きやすいです。
参考の曲 『悲しくてやりきれない』『心の旅』
8ビートリズム パターン②+カッティング
上のパターン②にカッティングを加え、小気味よくリズムを刻んだパターンです。「ジャカチャカ・ジャカチャカ」と声を出して弾いてみてください。
参考の曲 『小さなスナック』『スタンドバイミー』
8ビートリズム パターン③
① と②のストロークパターンでもしっくりこない場合に試してください。
このパターンも一般的なストロークパターンです。
「ジャン・ジャカジャカジャカ」と弾き、3拍目と7拍目にアクセントを置くと弾きやすいです。
参考の曲 『SOMEDAY』『花』
8ビートリズム パターン③+カッティング
上のパターンにカッティングを入れて、小気味よくリズムを刻んだパターンです。「ジャン・チャカジャカチャカ」と声を出して弾いてみてください。参考の曲 『待つわ』
16ビートリズム
J-POPでテンポの速い曲に向いたストロークパターンです。「ジャンジャンジャンジャカ・ジャカジャンジャンジャカ」と声を出して弾いてみてください。
参考の曲
『ルビーの指輪』『いとしのエリー』
三連符リズム①
3拍子の曲や4拍子でも3連符、6連符の入った曲のサビの部分に使うと曲が盛り上がります。
参考の曲 『時代』『君といつまでも』『傘がない』
三連符リズム②
① の三連符リズムはすべてダウンストロークで弾くため、曲が長いとリズムを外しやすくなります。そんな際はこの②のパターンをお使いください。
①より弾きやすいので、よりリズムを一定にキープしやすいです。
参考の曲 『恋しくて(BEGIN)』『メリー・ジェーン』
以上、60年代から80年代までの曲に多い8ビートの曲をコード・ストロークで弾く際におススメのストロークパターンをご紹介しました。
『ギターで歌おうch』は昭和フォーク、ニューミュージック、J-POP、昭和歌謡、外国曲などを歌詞・ギターコード付きで解説したアコギ弾き語りチャンネルです。
記事作成:YouTube【ギターで歌おうch】運営者 小暮貢朗