世界に誇る日本の技術・商品を9つ挙げてみた
最近、各種指標や調査で、日本の低評価が挙げられていますが、今日は、日本が世界に誇る技術について、紹介したいと思います。
１．6/15の夕刊も日本の競争力低下の記事が。。。
またまた、日本の競争力が落ちているという記事です。
◆日本の競争力、世界34位に後退 今年過去最低、IMD調査 デンマークが初の首位【日本経済新聞2022.6.15夕刊】
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スイスのビジネススクールIMDが15日発表した2022年の世界競争力ランキングで、日本は、順位を3つ下げ過去最低の34位だったようです（調査対象は63カ国・地域）。
世界競争力ランキングの公表が始まった1989年からバブルが終わる1992年までは、日本は１位に位置していたことを思うと、大変な衰退です。
まだ、詳細情報はwebsiteでは、見つけられませんでしたが、過去の分析結果から、「ビジネスの効率性」「政府効率性」が相変わらず低評価なのは変らないと思います。
2021年までのランキングでは、「ビジネス効率性」のうちビッグデータの活用・分析といった企業の意志決定に関する指標を含む「経営プラクティス」や「経営効率性」の評価が低かったようです。
また、「政府効率性」に関しては、「財政」「租税政策」が低評価でした。
いずれにしろ、最近の日本の低評価をきっちり受け止め、早期に対策を練ることが重要だと考えています。
【引用、参照website】
◆三菱総合研究所website： IMD「世界競争力年鑑2021」からみる日本の競争力 第1回：結果概観
２．日本が世界に誇る技術を紹介
日本の競争力は、落ちているかもしれませんが、日本には、まだまだ世界に誇る技術があることを知りました。
websiteから、日本の技術をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
❶高速鉄道に欠かせない絶対に緩まないナット
超高速で走る新幹線には、約2万本のボルトが使われているようです。
新幹線の走行中は車体が激しく振動しますが、この振動でもボルトを締めるナットが緩まないことは、安全運転の大原則です。
大阪の企業が提供するこの「絶対に緩まないナット」が世界の高速鉄道の安全走行を下支えしているとのこと。
❷日本のトイレは世界最先端
海外の人が日本にきた時、最もビックリするのがトイレだそうです。
日本では当たり前になっている「温かい便座」「ウォシュレット」「綺麗なトイレ」は、日本の最先端技術の一つです。
この他にも、節水・節電、除菌水、陶器の表面をナノレベルで汚れが付きにくくする技術など、世界では類を見ない技術発展を遂げています。
❸トイレ用洗剤の「ブルーレット」
これも日本発の商品のようです。
世界各国ではんばいされるトイレ用洗浄洗剤の売上で世界一になったことがあり、ギネスにも認定されたとのこと。
❹海外観光客に人気の食品サンプル
レストラン等の店頭に陳列している食品サンプルは、日本では当たり前ですが、外国のレストランでは、見かけることはありません。
日本の食品サンプルはもはや芸術と言えます。
私も、以前、アメリカ人の友人への日本土産として合羽橋で購入し贈ったところ、非常に感動していた記憶があります。
❺寒い時期の必需品「ホッカイロ」
これも日本人には、当たり前ですが、この商品は素晴らしい技術を持っています。
それは、心地よい一定温度の温かさが長時間持続する、という点です。
この技術はそう簡単には開発できるものではないようです。
❻発熱時に使う「熱さまシート」が海外で人気
「熱さまシート」は、海外でも人気を博しているとのこと
海外、特に暑い地域では ”暑い時に使う” 等の使われ方もしているようです。
❼世界に誇るカップラーメン
世界で最初のカップラーメンは、日清食品が1971年に発売した日清カップヌードルです。
もともと、袋麺であったチキンラーメンを海外に売り込みにいった際に器がなかったため、カップに入れて提供したことでカップラーメンの発想に思い至ったようです。
❽青色ダイオード
LED(発光ダイオード)については、1970年代までに、赤色LEDと黄色LEDが発明されていました。
色は、三原色(赤・黄緑・青)を元に多くの色合いを作り出せることから、青色LEDの開発が待たれていました。
この発明によりビジョンのフルカラーでもより鮮明な画像などを見ることができるようになり、映像の世界を変えました。
❾フリクションボールペン
パイロットのフリクションシリーズは、インクを消せるので海外でも人気のようです。
温度で色が変化するインクを使用することで、摩擦熱でインクが透明になり消えているように見える技術を採用しています。
【引用、参照website】
◆ソーテックス・アドバンテージwebsite： 世界に誇る日本の様々な技術や製品
◆セカイコネクト website： 世界に誇る日本製品！日本の発想に海外が驚いた商品6選
◆NEWS 123 website： 【ニッポン視察団】日本製品ベスト16 世界が憧れる日本の商品2021秋（10月2日）
３．さいごに
websiteから拾った9つの日本の技術・商品をとりあげてみました。
全般的に見ると日本の技術・商品の中にITに関連するものが少ないのが非常に残念でした。
しかしながら、使い手のことを考えたものが多いこと、非常に繊細で精巧なものが多いことが特徴だと思いました。
この他にもハイブリッド技術、半導体の製造に欠かせない「フッ化水素」等の根幹技術も多いと思います。
日本の世界における相対的地位が下がる中、こういう世界に誇る技術・商品を大事にしつつ、日本の技術の総合力をITの世界にも注ぎ込むことで、必ず、復活を果たせると考えています。
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