世界を変えた日本の技術5選
約1カ月前の「世界に誇る日本の技術・商品を9つ挙げてみた」の投稿(↓参照)の「スキ」が80件を突破しました。
最近、日本の技術レベルが相対的に落ちているという暗いニュースが多かったので、こういうネタは、やはり、皆の興味、関心も高いようです。
そこで、今日の投稿では、「世界を変えた日本の技術」を5つ取り上げてみました。
1.自撮り棒
世界的に人気がある「自撮り棒」は、1980年代に元ミノルタのカメラマンが最初に特許を取得していたようです。
当時、これを使用して撮った写真の質があまりにも悪かったため、注目されないまま、2003年に特許が切れたとのことです。
2.うま味
1908年に化学者、池田菊苗博士が湯豆腐に使われる昆布のだしのうま味に注目し、その成分がグルタミン酸ナトリウムであることを発見しました。
これは、それまで知られていた甘味、酸味、塩味、苦味の4味だけでは表せない、第5の基本味「うま味」の発見でした。
これを商用化したのが、現在の味の素です。
3.カーナビ
ホンダが1981年に発売した「エレクトロ・ジャイロケータ」が、世界初の商用カーナビゲーション・システムです。
これは、自動運転の実現を目指して開発されたもので、目的地までの道のりをディスプレイ上でガイドするものだったようです。
あらかじめ地図が印刷された透過シートをブラウン管の画面前に差し込み、ケースを操作して現在地を合わせ、場所の移動に合わせてフィルムを交換するものだそうです。
4.3Dプリンター
1980年、名古屋の技術士 小玉秀男氏が世界で初めて現在の3Dプリンターの元となる光造形の付加製造を開発したそうです。
光造形の革新的部分と言うのは、従来の製造機械が物を削り出す手法に対し、物を積み重ねていく足し算手法の部分にあるとのことです。
この手法により、従来の製造手法では難しいとされていた複雑なインターフェースも表現できるようになりました。
5.QRコード
QRコードは日本電装(現・デンソー)が開発した2次元コードです。
QRはQuick Responseから名付けられているようです。
バーコードに比べて収められる情報量が大容量で、かつ、高速で読み取ることを可能にし、世界的に普及しているようです。
6.最後に
現在、世界的に普及しているものの中に、日本で発明されているものがあり驚きました。
この他にも紹介したいものがいくつかありましたが、今回は5つに絞って紹介しました。
これらを見ると、やはり日本人は、創意工夫に長けており、また、発想も大変ユニークだと感じました。
歴史的にも日本人はこのような素晴らしい文化を発展させて来ており、新たな技術を次々創出していく土壌は十二分にあります。
今後、さらに世界を根本的に変革していくような技術が日本から発信していけばいいなと改めて思いました。
【引用、参照website】
◆CNN website:世界を変えた日本の発明品25選 <前編>
◆CNN website: 世界を変えた日本の発明品25選 <後編>
◆人民網 日本語版website: 日本のカメラマン、30年前に自撮り棒を発明
◆川崎市川崎区ホームページ: うま味調味料の発明
◆Motorz website: 世界初のカーナビはホンダが作った!!超アナログすぎたギミックとは?
◆JAPAN 3D PRINTER website: 【プロの解説!】3Dプリンターが進化した歴史背景とは?
◆戦後日本のイノベーション100選 website: QRコード
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