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日経BP 第3回ESGブランド調査結果❶: トヨタ 3年連続1位

1. 第3回ESGブランド調査

日経BP社が2年前から実施しているESGブランド調査は、主要560社を対象に「環境(E)」「社会(S)」「ガバナンス(G)」に「インテグリティ(誠実さ)」を加えた4分野に関して、インターネット調査した結果です。

先日、日経BP社より結果が発表され、トヨタ自動車が、EVを推進する姿勢などが評価され、2020年、21年に続き総合で首位となったとのことです。

◆トヨタ首位堅持、パナ回復 日経BP「ESGブランド調査」【日本経済新聞2022.10.8朝刊、10.6電子版】
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2.トヨタに関する投稿

これまで、トヨタに関する投稿は、いくつか実施(↓参照)しており、トヨタの環境に対する姿勢については、私も常に注目して来ました。

◆トヨタは、カーボンニュートラルへの対応のひとつとして、FCV(水素と酸素で発電する燃料自動車)を開発しているが、その技術をガス調理器に応用【E(環境)】

◆トヨタは、近未来に向け、過去の運転データを収集して、顧客の運転の癖に合わせて自動車の機能を更新(快適性アップ、危険性ダウン)する、いわゆる「進化する車」の実証実験を開始【S(社会)】

◆トヨタは、自動車の航続距離を2倍に延ばせたり、充電時間を3分の1に抑えたりできる可能性がある全固体電池の特許数で世界首位【E(環境)】

◆トヨタはカーボンニュートラルへの対応として、EV、ハイブリッド、FCV(水素と酸素で発電する燃料自動車)等も手掛けるフルラインナップメーカーとしての戦略を取っていたが、欧米や中国のEV化の加速の状況を鑑み、昨年12月レクサスを全タイプEV化目指すという一大発表を実施【E(環境)】

今回のトヨタは、「環境(E)」「ガバナンス(G)」「インテグリティ(誠実さ)」の3分野で1位、「社会(S)」は昨年の2位から4位に後退したとのことです。

この調査は、対象企業のESGに関する活動が一般の消費者やビジネスパーソンにどう伝わっているかをインターネットで調査するもので、実際の成果もさることながら、各企業を消費者やビジネスパーソンがどうみているかを反映したものです。

そういう意味で、トヨタはここ数年、1位を継続しており、企業姿勢に加え、消費者とのコミュニケーションもうまく行っているようです。

そんな中で、スターバックスが2位だったというのは、非常に驚きの目で見てました。

私自身、これまで、スターバックスについては、ほとんど投稿で触れていないからです。

そのため、次回の投稿では、スターバックスがどのような活動をしていたのかを環境を中心に探ってみたいと思います。


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