本日(7/8)の日経新聞記事より:愛車が「進化」(トヨタ)、屋根に太陽光 (ニトリ)
本日(7/8)の日経新聞に、トヨタの近未来の車に関する記事とニトリの太陽光発電所設置の記事が載っていたので紹介します。
1.運転データで愛車が「進化」、トヨタが実証実験 ブレーキ強弱を最適化【日本経済新聞2022.7.8 朝刊】
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これは、トヨタが近未来に向け「進化する車」の実証実験を開始するという記事です。
これは、過去の運転データを収集して、顧客の運転の癖に合わせて自動車の機能を更新するという実証実験だそうです。
例えば、アクセルやブレークの強弱を運転者に合わせて最適化するというもののようです(部品の追加やソフトウェアの調整)。
【コメント】
最初、このトヨタの取り組みは非常に面白いと思いました。
なぜなら、愛車が自分に運転の癖に合わせて進化し、運転し易くなり、その結果、快適性が増し、危険な運転も少なくなると考えたからです。
一方、今後、自動運転車が増えていく中で、こんな機能を付けても、すぐいらなくなるのではとも、ふと思いました。
しかしながら、運転データを活用するIT技術は、データ蓄積がされると、将来、思ってもみなかった新たな技術になる可能性もはらんでいるような気もして来ました。
電子自動車で海外企業を猛追しているトヨタが、一方では、このような技術もしっかり推進していることは、非常に素晴らしいですね。
2.ニトリHD、屋根上に太陽光 店や倉庫30拠点で【日本経済新聞2022.7.8 朝刊】
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これは、ニトリが2023年度をめどに、店舗や物流倉庫の30拠点の屋根に太陽光発電所を設置するという記事です。
店舗で使う電力の4割程度を自家消費で賄えるようです。
屋根の上が駐車場だったり、商業施設の中にある店舗には、これらの太陽光を融通するとのことです。
【コメント】
現在、電気料金の高騰が続く中、太陽光発電でコストの削減をしようという考えとCO2をとにかく削減しようという考えを同時に推進しています。
環境保全は、継続的な改善が必要です。
そのためには、環境保全活動そのものが、自社のメリット(売上向上、利益創出)に繋がる仕組みを整えることが必要です。
ニトリは、この太陽光の設置により、企業の利益創出のための「コスト削減」と社会課題の解決である「脱炭素」を同時に推進しています。
こういう取り組みをすることで、ニトリはますます企業力を上げていくと思いました。
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