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今日で毎日読書が、連続234日になります。

最近は、「プレゼン」に関する本を読む頻度が多くなって来ました。

先日の投稿では、最高のプレゼンテーターになるためには、この本に書かれている8つのジャンルの40テクニックを踏めば誰でもジョブズくんやジョブズさんになれますと言うお話をさせて頂きました(↓参照)。

そして、今回は、マイクロソフトの伝説マネジャーの本の紹介です。

この本では、さらにシンプルで「プレゼン術」のことが分り易く述べられています。

なぜなら、最初にプレゼンのたった三つのゴールを示してくれているからです。

それでは、この本で、自分が最も参考になったポイントをいくつか紹介します。


1.マイクロソフト伝説のエンジニア

◆マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術【澤円 著】

著者の澤氏は、マイクロソフト10万人の従業員の中から毎年トップの成績を収めた約12名に与えられる「Chairman’s Award」を受賞したとのことです。

この賞は、通常は営業マンやマーケッターが選ばれるそうですが、澤氏は、エンジニアとしては異例の受賞だったようです。

澤氏の受賞理由は、「説明が素晴らしい」「解説がわかりやすい」「澤の説明が営業成績に大きく寄与した」と認められた、言い換えると「澤氏のプレゼンそのもの」が賞をもたらしたとのことです。

しかしながら、澤氏はもともと「落ちこぼれのエンジニア」だったそうで、落ちこぼれだったからこそ輝くことができたと言っています。

澤氏の出発点は、「自分自身にわかるやすく説明する」という作業だったそうです。


2.「プレゼン」に絶対必要な三要素

そして、澤氏は、どうしたらプレゼンの本質を伝播・伝染させることができるかという問いについて、徹底的に考え試行錯誤を繰り返したそうです。

その結果、「プレゼンの核を作る」重要性に気付き、「プレゼン」に絶対必要な三要素を導き出したようです。

その三要素とは、

❶相手から行動を引き出す(どんな行動を引き出したいかをきちんと設定)

❷相手にとって「ハッピーな未来」を描く

❸誰かに伝えたくなる、伝播できる「プレゼンの核」を作る

ということだそうです。

これが、相手に伝わる、人を動かす「普遍的セオリー」であり、世界一シンプルに心をつかむプレゼン術の原点なっています。


3.プレゼン力を身に付ければ「ビジネス人生」は変わる!

澤氏は、この本を読み終えたときに、「三つの成果」をプレゼントできると言っています。

三つの成果とは、

❶本書を読んだあなたの「プレゼン力」が向上してハッピーになる。

❷本書を読んだあなたがすぐにでも行動したくなる。

❸本書で学んだ内容を他人に言いふらしたくなる。

このように、プレゼン力を身に付ければ、「あなたのビジネス人生」は変わる!と澤氏は本書の冒頭で言っています。


4.この本で一番心にしみた部分

この本で一番、自分にとって、プレゼンの本髄だと思ったのは、澤氏が、プレゼンにおける「ビジョン」を説明しているパートでした。

澤氏は、プレゼンにおけるビジョンとして

❶相手からどんな行動を引き出したいのか

❷その行動をすることで、相手にとってどんなハッピーな未来が待ち受けているのか

の2つを挙げています。

私は、プレゼンの本を探す時、「自分のプレゼンテクニックを如何に上げるか」とか「どうしたら、プレゼンで笑いを取れるか」という、主語が自分のことばかり考えていました。

ところが、それは、本筋ではないということが、この本でよ〜く分かりました。

正しく、❶❷が本髄だと納得しました。

本書では、もちろんプレゼンテクニックについても述べていますが、それらは、このビジョンが自分自身に落ちた上でのものだと思いました。


5.さいごに

最近、プレゼンの本を読んで、今まで自分がプレゼンに臨む姿勢が全く誤っていたと恥ずかしくなって来ました。

まずは、4章で紹介したビジョンをいつも前提におくことが重要だと思っています。

しかしながら、これらの本の情報は、あくまでもインプットに過ぎません。

アウトプットをして初めて、自分自身のプレゼン技術として身に付くと思います。

そういうわけで、最近読んでいる一連のプレゼン関連本を参考にしつつ、プレゼンする機会を増やして、常に向上心を持ってアウトプットして行きたいと思いました。

皆さんも、これらの本を参考にしつつ、アウトプットとプレゼンのPDCAサイクルを確実に回してみて下さいね。


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