最近、ちょっと気になる3つの話題:「❶ロボ河野太郎」「❷日立物流、全運転手に心拍計」「❸ネコ版『ごきぶりホイホイ』」
最近の新聞やwebsiteで見つけた「ちょっと気になる」誰かに話したくなる記事を3つ紹介します。
1.「ロボ河野太郎」お披露目 科学実験に活用―阪大など【時事通信社HP2022.10.21】
この記事は、website上を賑わしました。
大阪大の石黒浩教授らの研究グループが、河野太郎デジタル相そっくりのロボットをお披露目したというニュースです。
これは、河野大臣だから絵になるのではと思いました。
また、最近の河野大臣は、日本のデジタル化の遅れをなんとか挽回しようと頑張っている姿が非常に印象的です。
河野氏は、現在、デジタル相の他、内閣府特命担当大臣として、デジタル改革や消費者及び食品安全を担当しています。
近年の内閣府は、日本の未来をいろいろな形で表現して話題になっています。
例えば、ムーンショット。
◆内閣府HP:ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
このムーンショットのターゲットは、誰もが多様な社会活動に参画できるサイバネティック・アバター基盤です。
そして、
2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
2050年までに、複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
とまで書いています。
そのため、今回の「ロボ河野太郎」は、2030年、2050年のターゲットに向けた一つのパフォーマンスでもあるのではないかと思います。
2050 年に、「複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせる」と、どうなるのか想像がつきませんが、今回の「ロボ河野太郎」が国会や街頭演説、外国訪問等、いろいろなところに出現するということか。。。。!?
いずれにしろ、今回のように、具体的にモノが出て来ると、夢が広がります。
2.日立物流、全運転手に心拍計 疲労可視化し残業も抑制【日本経済新聞2022.10.22朝刊、10.21電子版】
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日立物流は2022年度中にグループの全ドライバーを対象に、心拍数を測るリストバンド型の端末を身に着けてもらう取り組みを始めるというニュースです。
心拍数の変化から疲労などの体調変化を把握し、労働時間や疲労の可視化で事故を防ぎ、輸送の生産性を高めるとのことです。
以前の投稿(↓参照)で、このようなウェラブルデバイスの未来についてお話ししました。
日立物流がこのウェラブルデバイスを活用してドライバーの健康管理を行う取り組みは素晴らしいと思いました。
この取り組みにより、「❶企業が従業員を大切にする」、「❷従業員の労働安全衛生に責任を持つ」という企業姿勢が企業のイメージを向上させるとともに、「❸事故の減少により、生産性が向上する(含 残業減少)」という副次的な効果も期待できそうです。
私は、DXとSDGsを同時に推進することを推奨していますが、この日立物流の取組は、そのお手本になるものだと思いました。
即ち、最先端のDX技術(ウェラブルデバイス)により、SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」や目標8「働きがいも経済成長も」等の課題解決に大きく寄与することになります。
3.[ヒットのくすり] ネコ版「ごきぶりホイホイ」 飼い主の愛情消費を捕獲【日本経済新聞2022.10.22朝刊、10.21電子版】
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ネコ版「ごきぶりホイホイ」という見出しを見て、ネコの退治か?と思いましたが、全く真逆の取組でした(笑)。
この記事は、アース製薬(ごきぶりホイホイ販売)のグループ会社のアース・ペットが発売したネコ用ボックス「ねこモテ ホイホイ」というヒット商品の紹介でした。
ネコ市場が拡大する今、何か「面白い商品を出したい」と考え、「狭いところに入りたがる」習性を生かしたボックスに行き着いたとのことです。
それに親会社のロングセラー商品の名前を拝借したようです。
「面白さ優先で社内の否定的な意見は割り切った」ようで、「うちの子が入った」「入る子と入らない子がいる」などSNSで話題になっているとのことです。
これは、自社の強みをうまく生かしたと言う点、それに、ネコの飼育数が伸びている今こそ出して有効な商品で、これまでのPDCAサイクル的発想からOODAループ的発想に頭を切り替えたからこそ生まれたものだと思いました。
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