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2030年代の未来の姿はこうなっている!?【その2】: ほぼタイムマシーン 他
1.昨日の投稿に引き続き、2030年代の未来を紹介:「地域づくり」【コネクテッド】
昨日の投稿(↓参照)に引き続き、2030年代の未来の姿についてお話ししたいと思います。
総務省のホームページの「2030年代に実現したい未来の姿と実現に向けた工程イメージ」(↓参照)という資料の中で、イラストで描かれている未来の姿について解説します。
◆2030年代に実現したい未来の姿と実現に向けた工程イメージ【情報通信審議会 情報通信政策部会IoT新時代の未来づくり検討委員会とりまとめ案(『未来をつかむTECH戦略』)より抜粋】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000562473.pdf
今日の投稿では、この資料に記載されている「実現したい」未来像の①「人づくり」、②「地域づくり」、③「産業づくり」の3つの視点のうち、②「地域づくり」(コネクテッド)について紹介します。
2.「地域づくり」:コネクテッド(Connected)
地域資源を集約・活用したコンパクト化と遠隔利用が可能なネットワーク化により、人口減でも繋がったコミュニティを維持し、新たな絆を創る「連結」の社会となるようです。
地域づくりに関しては、「自治体」「防災」「健康医療」「ツーリズム」「公共交通」に関しての未来の姿のイラストが掲載されていました(下図参照)。
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このうち、自治体(どこでも手続き)とツーリズム(時空メガネ)について、取り上げたいと思います。
3.自治体(どこでも手続き)
人手不足に伴ってAI(人工知能)、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)の活用により業務やシステムの標準化・共通化を実現しているとのこと(下図参照)。
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24時間受付のネット窓口が当たり前となり、個人向けにカスタマイズされたAI執事に「やりたいこと」を伝えれば、必要な手続きに誘導してくれるようです。
残念ながら、「2030年代にやっとこれかよ」と思いました。
この考え方の、不思議な点は、「24時間受付のネット窓口」に行かなきゃならないことです。
図には、「執事ロボでお役所イメージ刷新」と説明していますが、そもそも、窓口に行かなければならないところが、「お役所そのもの」ですね。
手続き方法が複雑すぎるから、説明がいるのだから、本人確認をしっかりやりつつ、手続きを簡単にすれば、わざわざイメージ刷新の執事ロボの登場なんて必要ないのでは、と思いました。
今でも、自治体以外の手続き(例えば銀行の口座開設)は、スマートフォン一つでできるところが多いです(自治体の手続きも一部マイナンバーカードがあればできるものもあります)。
少なくとも、2025年には、自治体の手続きは、スマートフォンで全て完了できるようにして欲しい。
わざわざ自治体窓口に行かなくてよくなれば、巨大な自治体の庁舎ビルも簡略化できるのではないでしょうか。
4.ツーリズム(時空メガネ)
自治体がツアー企画会社やコンテンツ事業者とタイアップして、地域の城、街並み、自然の地形を年代毎に再現してコンテンツ化するという発想です。
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これ、凄いですね。
ほぼ、タイムマシーンのようなものです。
国内外の観光客にAR(拡張現実)を搭載したメガネ型端末を渡し、訪れた場所で好きな時代の風景を再現できるというものです。
ここまで、来ると、ほとんどドラえもんの世界ですね。
過去だけでなく、AIに未来の街を考えてもらうと、正しくタイムマシーンになってしまいます。
多分2025年だと、VR(仮想現実)により、家にいながら、日本や世界を体験できるようになり、そして2030年代には、過去でも未来でも行けるようになると思うと非常にワクワクします。
「防災」「健康医療」「公共交通」も、2030年代は、夢のようなことが実現できるようで、楽しみです。
次回の投稿では、産業づくり(トランスフォーム)の未来について、ご紹介しますね。
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