今日(2022.10.24)の日経新聞記事より❶: 『完全栄養食』とは…? 今後ブレイク確実!?
本日の投稿では、今日の日経新聞 朝刊記事から、私が大変興味を持った記事を2件紹介します。
1.ついに実現!? ヒト用の完全栄養食
以前、ペットフードの開発を行っていた時、キャットフードやドッグフードには、「総合栄養食」というカテゴリーがありました。
ペットフードの「総合栄養食」とは、犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、そのペットフードと水だけで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品である(一般社団法人ペットフード協会の定義より抜粋)。
要は、「総合栄養食」と水だけで、犬や猫は健康を維持できる栄養を取れるという夢のようなフードです。
こんな食品がヒト用にあったらいいなぁと常々考えていました。
2.[よくわかるBizワード] 完全栄養食 忙しい現代人のミカタ【日本経済新聞2022.10.24朝刊】
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用語は異なりますが、今日の日経新聞の [よくわかるBizワード] に、「完全栄養食」という言葉が紹介されていました。
それによると、最近は、この「完全栄養食」が注目を集めているそうである。
知らなかった~っ。
一般的に、たんぱく質やビタミンなど33種類の栄養素がバランスよく含まれている食品を「完全栄養食」と呼ぶそうである。
これは、1食で手軽に必要な栄養素を摂取できる忙しい現代人のミカタだと記載されていました。
3.日清食品が「完全栄養食」を今年5月に発売していた
なんと、日清食品は、今年を「完全栄養食」を事業化する年と位置付け、33種類の栄養素をすべて摂取できる商品を5月より次々発売し、好評を得ているとのことです。
例えば、「完全メシ あんぱん(木村屋総本店と共同開発)」「日清カレーメシ」「日清ラ王」等、既に市場に出回っているようです。
過去の日経新聞を調べると、なんと5月16日の朝刊で「完全メシ」を紹介していました。
◆日清食品、33種の栄養素の「完全メシ」ブランド開始【日本経済新聞2022.5.16朝刊】
この商品と水を食べれば、健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品とまでは謳っていません。
しかしながら、本記事には、「即席麺の製造で培った技術を活用し、カロリーと塩分、糖質、脂質を調整したほか、必要な33種類の栄養素をバランス良く取り入れた」と説明しています。
5月の段階で、「今後、冷凍食品や菓子などにも対象品目を広げる方針だ」と書かれているので、これら商品が発売されるのが、非常に楽しみです。
まだ、商品を食べていませんが、これが美味しく、消費者に受け入れられれば、日本人の食を変革してしまうかもしれません。
【引用、参照website】
◆[Bizランキング] オートミール、SNSで拡散 コロナ下で成長した食品市場【日本経済新聞2022.10.24朝刊、電子版】
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