アップル、今度はアップルカーで自動車市場に参入か???
(この絵はあくまでイメージ図です。)
iPod(2001年)、iPhone(2007年)、iPod(2010年)と次々に画期的な商品を世の中に投入して来たアップルが、今度は、「アップルカー」を市場導入か?
昨日(2022年8月2日)の日経新聞には、そんな夢のある記事が載っていましたので紹介します。
1.Apple、「酔わない車」で異世界へ モビリティーを深耕 特許で迫る Apple Car(下)【日本経済新聞2022.8.2朝刊、電子版】
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この記事では、アメリカの特許商標庁が5月に、車に関連する「動きと同期した仮想コンテンツの没入型ディスプレー」というアップルの特許を公開したことを紹介しています。
その中で、「頭脳」「フロントガラス」「車内空間」「サスペンション」「ドア」に関する特許の事例が挙げられていました。
2.バーチャル会議を実現する没入型のVRシステム
その特許の中で、「車内空間」に関する特許が如何にもアップルらしいと思いました。
例としては、「車の動きと連動し乗り物酔いを防ぐVRシステム」と「長時間の乗車も快適にするモーションコントロール・シート」が挙げられていました。
車に乗りながらバーチャル会議を行うと言う発想から来ているようですが、ネックとなるのが「酔い」だそうです。
車内でVR技術を利用すると視覚と身体の感覚がずれて、車酔いする可能性があるようです。
そのため、アップルの特許では、車の加減速と仮想空間での体験が連動する仕組みを取り入れ、車酔いを軽減し、バーチャルの世界に自然と滞在できるようにする狙いのようです。
3.アップルは車に乗ると言う発想を変えてしまうかも
完全自動運転車が導入されれば、我々は車に乗って、何もしなくても時間を過ごせば目的地に着くことができます。
それに加え、アップルの「酔い」を抑制する技術(将来的には、揺れを感じない技術になると面白い)が加わると、どういうことが起こるのか?
結局、車の中は、エンターテインメントやビジネス空間に変えることができまるのでは、ないでしょうか。
車内がバーチャル空間になれば、記事にも書いてあるように、会議室にもできるしオフィスにもできます。
また、劇場やコンサート会場にも早変わりさせることも可能になって来ます。
運転も不要だし、揺れも、ほとんど感じなくなれば、到着するまでは、全くの自由時間になります。
そこにアップル特有のエンターテインメントを入れたりすれば、車での移動は、乗ると言うよりも楽しむに変わって行きそうです。
きっとアップルなら、我々が思ってもいないエンターテインメントを導入してくれるのではと、今から大変楽しみです。
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