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PDCAサイクルは時代遅れ⁉️❷:PDCAサイクルは「らせん階段」だと思え♪

前回に続いて、【その2】では、『「PDCAサイクル」は、組織的に回すとうまくいく』ということをお話します。

1.PDCAサイクルはまさしく螺旋階段

(ヘッダーの螺旋階段画像は、wendy CORNIQUETによるPixabayからの画像です)

【その1】の投稿に関して、お二人の方から、『PDCAサイクルは、[P→D→C→A]→[P→D→C→A]→[P→D→C→A]→・・・・・と螺旋で描く』旨のコメントを頂きました。

誠にありがとうございます。(*- -)(*_ _)ペコリ

その点、抜けていました。(。-人-。) ゴメンネ

まさしくお二人のコメント通りだと思います。【その1】でも、『「PDCAサイクル」は、何度も何度も回さなきゃ意味がない』と言いましたが、螺旋階段をイメージしてもらうと分かりやすいですね。

2.経営思想家の田坂広志氏の名言

ところで、経営思想家の田坂広志氏は、「世界はあたかも螺旋階段を登るように発展しているのだ」と言われています。すなわち、「螺旋階段を登る人を横から見ていると上に昇っていくが、上から見れば、その人は一周回って元の位置に戻ってくるように見える。」とのことです。

『「PDCAサイクル」は、何度も何度も回さなきゃ意味がない』。まさしく螺旋階段を上って行く手法そのものだと思います。

それでは、今日の本題に入ります。

3.組織的に「PDCAサイクル」を回す方法

組織的に「PDCAサイクル」を回す方法の一つである「目標の連鎖」について説明します。

スライド1

❶会社として「PDCAサイクル」を回す宣言をする。
会社目標は、社長が責任を持って、「PDCAサイクル」を回す。
各部門の目標は、会社目標から連鎖して作られる。全部門の目標が達成されると会社目標が達成される作りにする。
個人目標は、各部門の目標から連鎖して作られる。個人の目標が全て達成されると部門目標が達成される作りにする。
❺個人目標の達成度合いは、人事考課と連動する。
❻こうして、「会社」「部門」「個人」の3階層の「PDCAサイクル」を回す仕組みとする。

即ち、個人目標を全て達成すると会社目標が達成できる。社長の「PDCAサイクル」では、「C」は株主総会でなされる。部門長の「C」は経営会議で、個人の「C」は部内会議でなされる仕組みを作ってしまうわけです。

皆さんの会社はどうでしょうか。きっとこのような仕組みになっているのではないでしょうか。体制を整備した後は、定期的にきっちりレビューして、継続的に改善する仕組みにしていくといいですよ。理論的には。。。。。(;’∀’)

ということで、次回以降は、さらに「PDCAサイクル」をうまく回す方法について、少しづつお話ししていきますね。



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