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I love Visual kei

こんばんは。Mickey★です。

昨日、KT Zepp yokohamaで開催された「ヴィジュアル系主義」に行ってきました。

昔、GACKTさんのファンクラブに入り、ライブの遠征もしていたのですが、あることをきっかけにファンクラブも止めて、ヴィジュアル系からも遠のいていました。

昨年、「マツコの知らない世界」で見たヴィジュアル系特集をきっかけに昔、聞いていたアリス九號.に改めて触れて、ハマってしまいました。
15周年記念ライブ(この時はA9名義)のDVDは、おそらく50回は見たのではないかと思います。(気に入ったDVDは、10回とか平気で見てしまう人間です)
アリス九號.自体は、昨年も新しい曲を作って、精力的にライブ活動もやっていたのですが、仮にコロナに感染した場合に仕事で迷惑をかけそうという兼ね合いから動画配信があるライブに申し込んで参加する形をとっていました。
最近、ようやくコロナの感染者数も落ち着き、治療法も確立されてきたので、今回、ライブ会場に足を運ぶことにしました。

⬇️おそらく50回は見たであろうアリス九號.のライブ動画はコチラ


ヴィジュアル系に対する個人的な考え方

ヴィジュアル系というジャンルで一括りにされていますが、この中でもかなり路線が異なる・・・と私は思っています。
GLAYやL'Arc〜en〜Cielは、一般に受けやすい音源ですが、DIR EN GREYとかthe GazettEのようにメタル要素が入ったハードロック系の曲調だったり、Versaillesは中世のフランスをコンセプトにしていたり、Psycho le Cémuのようにコスプレをメインとした(個人的にゴールデンボンバーの前身というイメージ)形で曲を作られているバンド等がいるので、その中でも好みが分かれそうな気がします。
昨日、アリス九號.の将さんが言っていたように、ヴィジュアル系ということで、仲間意識みたいなものは持つけれど、ヴィジュアル系の世界は奥が深いなと感じます。
ヴィジュアル系の共通項を考えると、皆さん、総じて『見目麗しい』、『年齢不詳(年齢を公表している人もいますが、絶対にその年齢に見えないという意味でこの表現をしています)』というところは、共通しているのかなと思います。

ライブの箱は特別な空間

今回のライブは、他のバンドと入れ替わりをして共演する対バン形式となっており、アリス九號.の他、SHIN、己龍、PENICILLIN、Versaillesが出演していました。
アナウンスでヘドバン(頭を上下左右に音楽と共に動かす動作)禁止となっていたのですが、己龍のターンは激しいヘドバンをかます人が多数いらっしゃいました。(ヘドバンをする人たちに髪が長い人が多いのは何故だろう)
そして、久々のライブだったので、うっかりしていたのですが、他のバンドの歌を事前に聞いておくという予習をしてこなかったので、なかなかノリづらかったです。
こちらがお金を払って見に来るにしても、自分の推しバンドだけを応援するのは、失礼にあたると思うんですよね。
ということで、昨日、参加された他のバンドの音楽を改めて聴きながら、レビューを書いています。

アリス九號.の出番は3番手で、今回、生で見るのは初見でしたが、会場の盛り上げ方をよく知っているなあと感じ、やっぱりプロだなと思いました。(アマチュアのヴィジュアル系バンドも見に行ったことがあり、なんとなく、彼らは自分たちだけが楽しめれば良いという感じで演じていたように思います)
対バンだと、他のバンド目当てで来る人もいるので、その中で固定ファンだけでなく、会場全体で盛り上げようとしているのが伝わりますし、曲もキャッチーで盛り上がりやすいもの(RAINBOWは演るのではと予測していましたが)を持ってこられていました。
DVDだと、ずっと全体図を流すことがなく、寄りの絵が多いので、今回、初めて気づいたのですが、ヒロトさんがめっちゃ動きまくっていて、「え?あんなに動いているの?」と本当に驚きました。
私は、ヒロトさんのVoicyも聞いていて、ギターが5、6㎏という重さがあることを知っていたので、あれであんなに動くことに脅威を感じましたし、ステージ上で見せる本気のアグレッシブさとか、想いみたいなものは、生で見ないと分からないなと改めて感じました。
頭の中では、こんなことを考えながら、周りの人に迷惑をかけない程度に手を振り回し、飛び跳ねていました。
先程に挙げたライブDVDの中では、どれも良い曲ばかりですが、特にHeart of GoldとGEMINIが好きで、今回、Heart of Goldを生音声で聴けて、感無量でした。
しかも、昔の曲を編曲したりと工夫されており、アリス九號.というバンドの進化も感じ取られました。
いつもは8月頃にライブをされていたのですが、次回は9月9日ということで、できればライブ会場に参戦したいと思います。
先日、You tubeで新曲「Funeral」が配信されていますが、これまでの楽曲とはテイストが異なるように感じられ、期待が高まります。
(「十六夜」もこれまでとはテイストが異なる気はして、新しい感じでしたが・・・)

⬇️ヒロトさんのVoicy(秘密基地ラボ)はコチラ


熟練と経験による人を魅了する能力

参加して見て思うことは、やはり事前に代表曲を聞いておく、独特のフリがある等を事前に予習しておいた方がもっと楽しめただろうな~と思いました。
PENICILLINは、一世を風靡した「ロマンス」しか知らず(PENICILLINの方々、ファンの皆様すみません・・・)、HAKUEIさんはそのルックスもさることながら、最後にLisaの紅蓮華をボーカリストの方々が歌われていたのですが、彼が歌うとPENICILLINの世界観になるので、独特なカリスマ性を感じました。
あと、PENICILLINの千聖さんのギターテクニックが凄くて驚きました。(といっても私がギターを弾かないので、ド素人の評価ですが)

VersaillesはボーカルのKAMIJOさんは元LARENEのボーカリストで、昔、新宿の箱で別のバンドを見に行った時にお見かけしたことがあります。また、当時、ワーナー・ミュージックに出入りしていたのですが、その時に所属されることを知り、少しかじる程度で聴いたことがありました。
(因みにワーナー・ミュージックの担当さんから、Versaillesが来た時に衣装の関係で通常のエレベータに乗れず、貨物用エレベータに乗ってもらったという逸話を教えてもらったことがあります)
今回、4年半ぶりのライブだったそうですが、曲の間の盛り上げ方は昔のGACKTさんを彷彿させられました。(元々、KAMIJOさんはMALICE MIZERのローディ※をしていた経歴があります)

※ローディ:アーティストの楽器全般を扱う仕事です。


やはり、15年以上もの年月を培ってきているバンドというのは、空気の作り方がうまくて、どのバンドも独自の世界観をもっているけど、その自分の領域に引き込ませる力を感じて、ここがプロとアマの違いなんだろうなと感じた次第です。


最後は、La'cryma ChristiのKOJIさんが4月に亡くなられたとのことで、その追悼も含めて、「未来渡航」をSHINさん、将さん、HAKUEIさん、KAMIJOさんが歌われて、幕が閉じました。


今回のフェスは、WOWOWで8月に公開されるとのことですので、今回いけなかった人は、WOWOWでチェックしてみてください。


ヴィジュアル系が好きな一人として感じたこと

私がヴィジュアル系が好きでライブに行っていた時は、ほぼ女性で男性はまれに見る程度で、アーティストの人たちもそれが分かっていたので、「男性限定ライブ」を開催して、ファン層を増やす活動をしていたと思います。
昨日、久々にライブに行って思ったことは、やはりその当時のファンや、バンドのアーティストと近い年齢層の人たちが来ている印象はあったのですが、以前に比べると、男性が増えた気がしました。

ヴィジュアル系を後世まで遺すには、若い年齢層のファンを獲得していく必要があると思うので、これは若者とのカラオケに行って、曲を披露して、『ヴィジュアル系イイね』って言ってもらえる人をファンが布教活動を一緒にしていくのが良いのかもしれません。
因みに私が60代の人と一緒にカラオケに行った時にX JAPANを歌ったら、その方が気に入ってくれて、聞いてくれるだけでなく歌を覚えて歌ってくれるようになりました。
その方の界隈では、私は『X JAPANの女』と呼ばれています(笑)


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