見出し画像

息子さん、ロボカップジュニアに参加する

ロボカップをご存知だろうか。

自律型(リモコン等で操作せずプログラムで自動動作する)ロボットを競わせる、世界中で行われているロボット競技大会である。

その下部組織としてロボカップジュニアがあり19歳までの子どもたちが自ら作り上げたロボットで鎬を削る、子どもたちのためのロボット大会となっている。
競技種目としては
・サッカー(2対2で行うロボットサッカー)
・レスキュー(災害現場からの救助をテーマとしたもの)
・OnStage(2分間のダンスパフォーマンス)
の3つが行われる。
現在2020年4月に行われるロボカップジュニア・ジャパンオープン2020に向け、日本各地で予選大会が行われている。


そんなロボカップジュニアのサッカーリーグに先日息子さんが出場してきました。

サッカーは「ビギナーズ」「ライトウェイト」「オープン」の3クラスが有り、初参加の息子さんは「ビギナーズ」。

ロボカップ用ロボット作成講習会が近くで行われていたので、春からそちらに参加してロボットを作成。
その後は練習会などに参加しながら自分でプログラムを組んだり、センサーをハンダ付けしたりしながら、先日ついに地区予選大会に行ってきました。
2台で参加なので、同じロボット作成講習会に参加した別の小学校の子とチームを組んでの参加です。

私自身プログラマなのでプログラムに関してはアドバイス出来るものの、ロボットの方の物理的な問題やセンサー等に関しては門外漢。
大人ならみんな分かるような程度の助言しか出来ないし、そもそもプログラムも含めて本人が作ったものでないと参加できないのであまり口出しするわけにも行かず。

さらに大会1週間前に方角を検知するセンサーの誤動作が見つかり、方位センサー無しで参加することに。
(向いている方向がわからないので、相手のゴールと自分のゴールがどちらにあるのかがわからない)

また、大会中にもプログラムやロボットの修正・変更は可能ですが、親や見学者は離れたところから見ているだけ。外野と話し合ってはいけない(話し合うと違反で失格になる)ので、受付通過後は見守るだけです。

予選大会の試合数は4回。
ハラハラしながら見守る中、試合を重ねる息子さん。

とはいっても「ビギナーズ」クラス。
そう、敵もみんな初心者なのです。

そこかしこで起こるオウンゴールw
故障w
パーツ取れるw
そもそも動かないw

どこのチームも、どのフィールドも、まともにサッカーになっていることが珍しいくらいw
小学生も中学生も関係ないw

ちなみに隣でやってる「ライトウェイト」はすごくサッカー!
一番強いチームは別格の強さで、ボールの後ろに回り込み、ゴールを守り、着実にゴール!
いい試合をしていました。

そんなこんなで、息子さんのチームは相手のオウンゴールにも助けられ、なんと2位で予選通過!

すごい!よくがんばった!
相手のミスのお陰なのでなんか素直に喜べないけど!

来月行われる県大会に向けて、引き続き頑張れ息子さん!

まずは方位センサーを書い直すところからかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?