猫のプライドと根性
6年前の今日
愛猫ネオの腎臓病が発覚しました。
以前、noteにも
書きましたが
歯石除去をするための術前検査で
腎臓の数値が悪くなっていたのです。
(ステージ2くらい)
当時、とてもショックで
一年、いや、半年くらいで
ネオはいなくなってしまうのだろうか、と。
そう思うと目の前真っ暗でした。
それ以降、療法食とお薬と
2〜3ヶ月に1度の通院を頑張ったネオ。
もちろん最初は
療法食とお薬に対して
なんだ、これは?
みたいな感じで血便が出たりもしたけれど。
(食事が変わると何かしら反応があるコが
いるらしくネオの場合は血便でした)
でも、慣れてきたら嫌がらずに
食べたり飲んだりしてくれて
言い方は変ですが
とてもラクな猫でした。
ネオは
父ロシアンブルー、母アビシニアンの
ミックス猫なのですが
あまり寿命的な話はしたくないけれど
ロシアンブルーの平均寿命は10~13歳。
アビシニアンの平均寿命は10〜14歳。
猫全体の平均寿命は15歳ほどと
言われているなか
ネオの腎臓病が発覚したのが9歳。
その3年後の12歳の時に
全身麻酔でお腹を開けて結石をとったり
SUBシステムを設置するという大きな手術をして
旅立ったのが14歳と半年だったので
腎臓病だとわかってから
5年も頑張ってくれたのです。
平均寿命と言われている年齢を生きてくれて
本当に強いな、頑張ったなと。
今更ながら尊敬しています。
「腎臓病です」
と獣医さんに言われてしまうと
うちの子は病気なのだから
と、いろんなことをあきらめがちですが
ネオ=ネオちゃん
ではあるけれど
ネオ=病気ちゃん
ではないのですよね。
腎臓病と言われても
平均寿命を生きられたし
走り回っていたし。
(もちろん末期になったら
走り回るのは体力的に無理ですが)
キャットタワーに
登れる体力などないはずなのに
旅立つ前日まで登ろうとしていました。
正確にいうと時間をかけて登っていましたが
よろけると危ないので私が乗せました。
その頑張りは
猫のプライドと
ネオの生きようとする根性
だと思っています。
体力を消耗するから
歩かせたり登らせたりするのは
やめたほうがいいのに
と思っていた方もいたかもしれませんが
(実際、獣医さんには
移動は抱っこしてあげてね
と言われていましたし)
でも、ネオがやりたいと思っていたことは
可能な限りやらせていました。
だって、病気ちゃんではなく
猫ですから。
腎臓病だって
療法食を食べていたって
お薬を飲んでいたって
元気いっぱい動けるなら
楽しませてあげたいし
やりたいと思っていることがあるなら
やらせてあげたいな、と。
私はそれができていたか、な?
できていたらいいな。
12月に入り
ネオが旅立った1月が近づいてきて
さすがにメンタルがしんどくて
逢いたい気持ちが増量中ですが
1年前のネオの頑張りに負けないように
私も1日1日を歩いていきたいなと
思っています。
最後まで読んでくださり、目に留めてくださり、ありがとうございました。