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2021年の上半期|なくても困らないモノやコトに投資する価値

世間のみなさまが6月終了時点でやっていた上半期の振り返りを、8月に入ったこの時期にやってみようと思う。完全にタイミングを逃した感があるが、お付き合いいただければありがたい。

なくても困らないモノやコトへ投資する価値

いきなり結論から入るのだが、2021年上半期の振り返りを一言でまとめると「なくても困らないモノやコトに投資する価値に気づいた」であると思っている。

具体的に言うと、私はこの半年ちょっとで以下のことにお金や時間を投資した。

・ホットクックを買う
・山の上の家を売却して平地の駅近に引っ越す
ミートキャリアのテキストプログラムを受ける
・副業を始める
・SNSで顔&名前を出して自分の考えを発信する

これらはすべて、私にとって「なくても困らないモノやコトへの投資」なのである。

なくても困らないモノの価値

まず上の2つ、「ホットクックを買う」「山の上の家を売却して平地の駅近に引っ越す」についてちょっと話をしたいと思う。(引越しはモノなのかコトなのかちょっと迷ったが、「家」ということでモノに分類させていただきたい)

ホットクックの購入や駅近の家への引越しは、私にとって必須のものではなかった。食事の準備は夫婦で分担している(むしろほぼ夫が作ってくれている)ので特別負担だったわけではないし、そこそこの広さの持ち家もあって、そこで一生暮らしていても問題はなかったと思う。

ただ家が駅や保育園から遠いので、移動時間が長く帰宅時間が遅くなってしまったり、帰ってから食事の準備をするのに体力が残っていなかったりということがしばしば発生していた。

また、家が急な坂の上にあり徒歩や自転車ではどこへも行けなかったことで、子どもと遊びたいと思った時の選択肢が限られることも、子どもが成長するにつれ気になり出していた。

そんなこともあり、ホットクックを買ってみたり、駅近の平地への引越しをしてみたりと、なくても困らないけどきっとあったら理想の生活に近づけるだろう、ということへお金の投資をしてみることにしたのだ。

結果、ホットクックの購入と駅近の家への引っ越しにより、私の生活は劇的に便利になった。(どこがどう便利になったのかはめちゃくちゃ語りたい内容ではあるが、今回は割愛させていただく)

ただ、これは単に便利さを買ったというだけではなく、便利になったことで時間が確保でき、それにより自分時間や家族時間が増えたり、体力・メンタル回復の時間を作れたりしたことが真の価値なのではないかと考えている。

「タイムイズマネー」という言葉はもちろんずっと前から知っていたけれど、これまで正直ピンときていなかった。

でも今回、自分の力で生活を変える一歩を踏み出したおかげで、この言葉が意味するところを痛感している次第である。

なくても困らないコトの価値

続いて下の3つ。「ミートキャリアのテキストプログラムを受ける」「副業を始める」「SNSで顔&名前を出して自分の考えを発信する」について話をしたい。

これらもすべて、私にとって必須のものではなかった。でも、ずっと「やりたい」と思っていたことではあったのだ。

やりたいと思っていたのにやらなかったのにはいくつか理由があるが、おもには「時間がない」「自分にできるのだろうか」というところが大きかったのではないかと思う。

だが、これらは今振り返るとやらない理由を探しているだけの、いわば言い訳に過ぎなかったと思っている。やってみて失敗したり、やらなければよかったと思うことが怖くて自分で自分にブレーキをかけていたのだ。

もちろんずっとそうやって自分に言い訳をして、やらずに生きていくことは全然問題ないのだが、今年の私はそれが嫌だと思ってしまったのである。のちほど書こうと思うが、私は今年の目標を「とりあえず行動する」と設定している。その目標を達成するためにも、迷うくらいならエイヤー!と一歩を踏み出してみようと思ったのだ。

結果、その一歩はとても有意義な時間や経験を私にもたらしてくれている。テキストプログラム、副業、発信は、私の心の栄養だったり学びを深める機会だったり、自己肯定感を高めることにつながっているという実感がある。

それにこの一歩の積み重ねがたくさんの出会いにつながっていて、何もせず会社と家を往復するだけの生活では経験できなかったことにたくさん触れることができ、確実に私の人生が変わってきているのを感じている。

何をもって「もったいない」とするのか

なくても困らないものに投資する—お金を出したり時間を使ったりするのは思っている以上に勇気がいる。もったいないとか贅沢をしてるんじゃないかとか、そもそもそんなことをする時間が作れるのかとか思ってしまって、なかなか一歩を踏み出しにくい。

でも冷静に考えると、「本当はやりたいのに一歩を踏み出せないこと」をケチったところで何か得をするのだろうか?私は、決してそんなことはないと思っている。

逆に今やっていること、例えばだらだらとスマホをいじる、特に見たくもないテレビを見る、季節が変わったら何となく新しい服や靴を買う―こうした「なんとなくやってしまうこと」をやめて、本当はやってみたいことにお金や時間を費やすほうがQOLが上がるし、自分の成長にもつながって結果的に得をするのではないかと気づいたのである。

2021年の目標は「とりあえず行動する」

先ほども少し書いたが、私は今年「とりあえず行動する」という目標を立て、この目標達成のために日々を過ごしている。

この目標を立てたのには理由がある。
・行動するより前に考えすぎてチャンスを逃してしまうことが多い
・2020年に少しずつ行動し始めたことがいくつかの変化につながった

こんなことがきっかけで、2021年はとりあえず動いていろんなことを変えていこう、待っていても誰も何も変えてくれない、という精神で過ごすことにしたのだ。

今のところ、この目標達成に向けて順調に進んでいるように感じている。今回書いた、なくても困らないモノやコトに投資する価値というのはまさに、とりあえず行動した結果がもたらした気づきであると思っている。

今年も残り5ヶ月ほど。なくても困らないモノやコトに投資しつつ、自分の行動で自分の人生を豊かにしていけるように引き続き頑張っていこうと思います。


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