フリーランスになりたいと思ったワーママが、本当にフリーランスになるまでの話 ①
先日ミートキャリアさんのTwitterスペースに呼んでいただき、自分のキャリアのあれこれをお話させてもらいました。
しかも2週に渡って。
(公開から30日間は録音が聴けるそうです。かずえさんのお子さんが本当に可愛かったので、そこだけでもぜひ聴いてみてほしい)
こんな何の変哲もない人間が、世界に向かって自分のこれまでを話す機会をいただけるなんて奇跡だな…と思いながら、本当に好き勝手に話をさせてもらいました。私が楽しんだだけのスペースになってしまったんではないかと反省してます。申し訳ない。
そして私、スペースでも言っていたように話すのがめちゃくちゃ下手なので、ちゃんとお話できなかったことも多くあり。
せっかくなので、話しきれなかった部分についてnoteで書いてみようかなと思っています。
スペースでは1週目にキャリアコンサルタントになるまで、2週目にフリーランスになるまでをお話したのですが、このnoteでは2週目のフリーランスの話について書いています。
よろしければお付き合いくださいませ。
どうしてフリーランスになろうって思った?
いつから考えてた?
2018年春
一番最初にフリーランスになろうと思ったのは2018年の春。育休中のことでした。
「フリーランスになろうかな」って、はっきりと思った瞬間があったんです。
子どもが生後3ヶ月、九州の実家に帰ったときのこと。
うちの母と子どもと3人で近所の森を散歩していたんですけど、なんだか急に「これからはこういう時間を大事にしたいな」と思ったんですよ。本当にもう、いきなり。
元々そんなに実家に寄り付くタイプではなく、大学で家を出てからは帰る機会も年々減っていて。
そんな私が家族で過ごす時間を大事にしたいと思うなんて、自分でも不思議だったんですけど。(子どもができると人生観変わりますね)
そんな感じで家族との時間を大事にしたいな、将来は子どもの長期休暇のときに長めに実家に帰るとかしたいな、と思ったときに、会社勤めの今の生活では実現するのが厳しいだろうなと思ったんです。
ということは、場所を選ばず働ければいいのかな?
それにはフリーランスかな?
そうだ、フリーランスになろう。
というわけです。
当時はコロナ前で、リモートワークなんて単語、知りもしなかったですしね…
そしてフリーランスになりたいと思った私は、数年後にフリーランスになることを夢見てブログを始めることにしました。
当時は「ブログでフリーランス!」みたいなのが流行ってて、ブログなら前にも書いてたことあるし私にもできるかな~と思ったのがきっかけです。
やってみたところ、ありがたいことにそれなりに反応をいただきまして。
本当に微々たるものですが、収入も入ってくるようになりました。
ブログいけるかも?ブログだけじゃなくてここからライターとかに繋げられたらいいな~と思っていたんですが、そんなことをしている間に復職の時期に。
復職したらブログなんて書いている暇はなくなり、毎日生きていくだけで必死の生活に。
元々そんなに本気でフリーランスに向かって突っ走っていたわけではなかったこともあり、私のフリーランスへの夢は一旦途絶えることになりました。
2018年秋~2020年秋
フリーランスから話は逸れますが、私が復職後に何をしていたかということをちょこっと。
復職後はいろいろ思うところがあり、一旦腹をくくって会社で頑張ることに決めました。
復職後って一般的にはキャリアのアクセルを緩めることが多いのかな?と思ったりするのですが、私はここで思いっきりアクセルを踏みます。
部署内初のワーママとして、自分がファーストペンギンになって昇進を目指そうと。
上司にも「私は管理職になりたいんです」と宣言し、それまで一般職だったところを総合職に転換してもらいました。
実は私、それまで社内で日の目をみないポジションにいることがどうしても納得できてなくて(笑)、ずっといじけていたんです。
でも、キャリアカウンセリングを受けたりするうちに「自分のモヤモヤを晴らしてくれるのは自分しかいないんだな~」と思うようになり。
日の目を見ないことを周りのせいにしていたけれど、そう思うんだったら自分で動けばいい。自分で動いて、周りに自分を見てもらうようにすればいいだけなんだ、と。
引っ込み思案な自分を封印して、自分ができることから少しずつやってみようと思ったのがこのときでした。
2020年秋~2021年はじめ
次の転機は2020年の秋頃。(実はここにくるまでに転職を考えた時期とかもあるけど、それは割愛…)
自己分析大好き人間な私は、ミートキャリアの自己分析プログラムを受講することに。
自己分析プログラムで自分の理想の未来を考える的なテーマがあったんですが、そのときに出てきた答えがこちら。
・好きなことや得意なことを組み合わせて働きたい
・家族のことを考えて、場所と時間に縛られない働き方をしたい
あれ、これどこかで見たことあるぞ?
そう、育休中に思ったのと同じことがまた出てきたんですよね。
「やっぱり私の理想ってこれなんだな~」と改めて認識しました。
ただこのときも、「まぁ子どもが小学生になるまでにはね。あと数年あるしね」くらいで終わっていました。
2021年3月
フリーランスになりたいという理想は一旦さておき。
自己分析プログラムでほかにも出てきたことに「副業をしてみたい」という思いがありました。
まずはここからやってみよう(サポーターさんにもやるって宣言しちゃったし、宣言したからには「副業はじめました」って報告したい…!)ということで、副業探しをスタート。
そうしたら運よく、Twitterの相互フォロワーさんが副業メンバーを募集しているというツイートを目にして「これだ!エイヤー!」と応募。
ただ何せ初めてなもので、応募のときのお作法?もよくわからないし、カジュアル面談とは何ぞや…という状態でした。
1つ1つのステップに対して「これで合っているのだろうか…」とめっちゃ緊張しながら対応したのを覚えています。
応募したのはカウンセラー的なお仕事だったんですが、経験も実績も何もない私が応募していいのかなと思いつつ。
だたせっかく応募するならやっぱり採用されたいぞということで、どうすれば面接に進めるかな?と自分なりに考えたんですね。
そのときにやったことは、求人の内容と自分の経験のどこに親和性があって、自分が何ができるのかを伝えること。
わかりやすい実績がないからこそ、自分から相手に伝えることをしようと思いました。
イメージはこんな感じです。
・求める条件
toCの相談業務
・私が書いた経験
市役所の窓口対応、社内メンバーとの1on1
見ていただいたらわかるように、ドンピシャの経験ではありません。
でも市役所に来るのって個人の方だし、個別のご相談に対して適切な答えを考えて対応してたし、よく考えたらこれってtoCの相談業務だよね?と。
経験がないことを「経験しました!」って言うのは嘘になるけど、ちょっと角度を変えたらアピールできるようになるんだなぁと気付きました。
それがよかったのかどうかはわかりませんが、ありがたいことに面接に呼んでいただき、内定まで。
新しい世界への扉が開いた感じがして、とても嬉しかったのを覚えています。
ただこの段階ではまだフリーランスになるぞ、という気持ちではありませんでした。
2021年4~5月
副業を始めたことで「リモートで働くってこんな感じか~!」とか、「仕事をいくつか(このときは本業+副業)やるって楽しいな、自分には向いてるかも」とか、やってみたからこそわかったことがたくさんありました。
そんな感じで新しい環境を楽しみながら過ごしていたとき、これもまた唐突に「あれ?いつかフリーランスになれれば…って思ってたけど、それって今なんじゃない?」って思ったんですよ。
というのも、本業で1つ大きな仕事が終わったタイミングだったり、復職時に目標にしていたポジションに就けていたりと、「今の会社では結構やりきったな」という感覚があったんです。
9年勤めていたし、このままここにいたらコンフォートゾーンどっぷりになって自分がダメになるんじゃないか、とか。
(そんな気持ちを書いたnoteがこちらです)
そろそろ第二子も考えたいタイミングだったんですが、ここで妊娠して産育休となると、あと数年はこの会社にとどまることに。
そうこうしている間に上の子は小学生になって…とか。
色々とイメージした結果、「子どもが小学生になるまでに…なんて先延ばしにする必要はない。動くなら今だな」という気持ちで固まりました。
ということで、数年かけてやっとフリーランスになる決心をして前に進み始めたわけなんですが、長くなってきたので続きは次回に。
決心してから実際にフリーランスになるまでの1年弱、具体的に何をしたのかを書いていければと思います~!
続きはこちら。
キャリア相談もやってます。