潜在意識のプログラムが織りなす人生のパターン
私たちの意識はどれだけ自由なの？
私たちの思考と感情の95%は、年齢を重ねるにつれて固定されたプログラムのように機能します。特に35歳を超えると、このプログラミングはほぼ完全に固定されると言われています。残りの5%、それが「本当の自分」を表す「意識」です。
日常のルーティンが教えてくれること
朝起きてからの一連の動作を振り返ってみましょう。目覚ましを止め、スマホをチェックし、テレビを見る…この繰り返しに、何か気づきませんか？
私たちは、無意識のうちにプログラムされた行動を続けているのです。
プログラムされた反応の連鎖
日々の生活の中で、ネガティブなニュースに触れるたびに感じるストレス、紅茶の香りによるほっと一息つく瞬間。同じ思考から行動が促され、同じ感情を感じる、これらもまた思考と感情がセットになった、プログラムによるものです。私たちは、同じ刺激に対して予測可能な反応を繰り返し、それが日常となっています。
新しい道を切り開くためには
このように、私たちの大部分はすでに定められたレールの上を走っています。人生を変えるためには、このプログラミングされた、95%の思考と感情のパターンを変えることが必要です。
そして、5%と言われている「意識」である「本当の自分」に主導権を取り戻すことが、人生を豊かにする鍵となるのです。
意識的な変化への一歩
例えば、日々の生活の中で罪悪感を感じることがあったなら、「この感情は、どんな思考からきているのだろう」と、考えてみてください。
それを意識し始めると、いかに同じような思考と感情のパターンを繰り返していたかに気づくことでしょう。
そして、今までと異なる選択をすることで、プログラムされた日常から抜け出し、本当の自分を取り戻すチャンスが生まれるのです。
次は、「人生のプログラミングを書き換える」についてのお話です。