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消費者動向指数

「景気が良くなる」「景気が悪化」などニュースでもお馴染みの言葉ですが、そんな景気の動きを数値化したものが景気動向指数です。

景気動向指数には3つの指標があります。まず、景気の動きに先行する「先行指数」があります。これは景気が上昇する前兆ともいえる動きで、例えば機械の受注量が用いられます。

企業が機械を導入すれば生産量が増加するため、市場に出回る商品の量と連動して、売上と消費が見込まれ、景気が上昇すると考えられるのです。また、同様の理由で新規の求人数も用いられます。

景気が良くなり会社同士のやり取りも活発になると、卸売業の販売額や商品の出荷も増えます。こういった景気の動きと一致した動きを見せる指数が「一致指数」です。

最後に「遅行指数」ですが、これまでの2つの指数の事後確認として用いられます。例としては法人税の税収です。新規雇用や機械の導入で、売上が上がれば、企業が納める法人税も増えるというわけです。