大三島でのまちづくりイベントに参加、メモ
先週金曜日の11月11日、大三島へ行きました。今回はそのメモ、忘備録です。愛媛県主催、愛媛コワーキングコミュニティ運営、2022年3月にゲストハウスとコワーキングスペースが一体となった施設「Co-living & Café SANDO」をオープンした大橋健太郎氏コーディネートのイベント「島のコリビングで持続可能な島づくり構想を一緒に考える」でした。
大三島の宮浦は、伊予国一宮、全国にある三島神社の総本社である大山祇(おおやまづみ)神社の参道を中心とする地域です。船が交通手段の中心であった時代には、大山祇神社にお参りする人たちが宮浦港で船を降りて参道を歩いていたのですが、「しまなみ海道」が開通して車で来るようになると、神社近くの駐車場に直接、車を乗り入れるようになり、参道の人通りは減少しました。2012年以降、宮浦港を発着する定期航路はありません。
イベントでは午前中、大橋さんにゲストハウスと参道地区をご案内いただいた後、2020年に大三島へ移住して不動産屋「しまなみのふどうさん」を開業した野本さん、伊予銀行宮浦支店長の加賀山さんも加わって、「もし、参道の再生デザインを任されたとしたら、どうする?」というワークショップを行いまして、いっしょうけんめいに考える、素敵な時間を持つことができました。
「しまなみ海道」は「サイクリストの聖地」として有名ですが、モーターサイクル、オートバイの方のバイク愛好家にも人気があって、カブというバイクの愛好家が集まる「しまなみかぶぬしミーティング」というイベントが定期的に開催されるようになっているとのこと。だから「WAKKA」さんに代表されるようなサイクリストのための施設だけではなくて、バイク・ライダーのための施設や施策もあっていい、など、「なるほど~」と、学ぶことが多かったです。
ワークショップの後には、大三島の高校「今治北高校大三島分校」島デザイン部の皆さんに、参道地区(「新地町」と言うそうです)のガイドツアーを実施していただきました。飽きさせないよう、そしてたのしく学べるよう、とてもよく工夫されていて、芸の域に達しているな、と感動しました。ぼくも上島町でそんなガイドをできるようにならなければ。目標のひとつに出会ってしまいました。
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