「アンビエントミュージックの魅力」
どうも、皆様おはこんばんにちは青山ミチルです。
僕は、作曲、レーベルの運営をしています。
よろしくお願いします。
今日は、僕の作っているアンビエントミュージックというジャンルについてお話できればと思います。
皆様は、アンビエントというジャンルをご存じでしょうか?
聞きなれない人がほとんどであると思います。
僕も、特に意識し始めたのは20歳過ぎてからだと思います。
作曲家の坂本龍一さんのいろいろな記事を読み漁っていた中から、少しづつ環境音楽、アンビエントミュージックという単語を知るようになりました。
どうも、アンビエントミュージックはブライアンイーノという人が作り始めたらしい。
彼は、事故をして、病院の中の隣の部屋でかすかに聞こえる音楽、その音の聞き方を実際作品として作ってみようと試みたらしい。
なんと、ロマンチックな。
意識して聞いたものではなく、香りとしての音楽。
なんと、ロマンチック。
二度書いてすみません。とにかく、アンビエントの発祥は、音楽というものが、気分を高揚させたり、悲しみに寄り添ったりするものから、ただある音に集中しようという純粋なものだったように思います。
僕は、高校の時、音大受験を真剣に試みていたので、クラシックの和声学というものを習っていました。
和声(コード)には機能が存在していて、トニック、サブドミナント、ドミナントというものがあります。
これは、音が進んでいきたくなる方向があって、そこには法則がありますよということです。
緊張と緩和。音が緊張したら、落ち着くというサイクルがあると考えてください。
それを、完全に排除しているのがアンビエントかもしれません。
僕の興味は、音が作られる構造にあります。
小さい頃から聞いていた父親のジャズピアノの音、高校時代にやっていた歌物のバンドの音、大学時代にやっていたブルース音楽のセッションの音、すべて違う構造の上に成り立っています。
そして、違う理念によって形作られています。
僕には、アンビエントミュージックがしっくりきました。
それは、一人で家でコツコツ作るのが好き。機能和声を完全に無視できる。楽器、機材を眺めるのが好き。大音量を好まない、音楽作品を作ることに興味がある。ライブはほどほどに好き。
という、諸条件に一番近かったのがアンビエントというジャンルだったのかもしれません。
ぜひ、皆様にもアンビエントの魅力が伝わりましたら幸いです。
ではでは
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