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リリースまでの長いようで短い道のり

ついに、本日リリースになりました。
僕のやっているbullflat3.8の記念すべき第一弾を務めてくれたマーティーヒックスとのコラボレーション作品がリリースとなりました。完成した音源を聴きながら、この文章を読んでいただけたらリアルな情景を思い浮かべれるかも。

https://open.spotify.com/album/6ps2j2cR0zRrdg2xU1u0VF?si=78bwE2TUQP6YCIVQ2ru_hQ

気づけば、足掛け1年の歳月をかけての完成となります。
長いようで短かった、いろんな季節を巡って一曲、一曲が完成したことが結果良かったように思います。

この企画の経緯などを説明いたします。
実は、このアルバムはドイツの他レーベルからの依頼で制作に取りかかりました。
そのレーベルからは、「LPリリースするよ!」という約束で始めました。
マーティーとのコラボレーションは、お互いに音源ファイルを送り合う形で進んでいきました。ベースになるフレーズや、背景の音などを送って、それに対してのリアクションという形で作られていきます。

以前、僕のアルバム「warm season」などでのコラボレーションも同じ手法をとって作っています。実に、新鮮な喜びがそこにあります。
自分の絵を描いていて、そこに新しい登場人物が登場すると、元にあった素材の意味合いも少しづつ変化していきます。それが本当に楽しかった。

特に、マーティーはオーストラリア人なのですが、日本人の侘び寂びのような感覚を持っていて、とても心落ち着く感覚があります。

いろんな人が、いろんな思いを重ねられるほどの深さがうまれました。
同じ曲でも、冬に聞くのか、夏に聞くのかで全く違った色合いを見せてくれるでしょう。

依頼されたドイツのレーベルにデモを送ると、「素晴らしい!」でも修正したい。もっとポップにして欲しいとのことでした。その後、「やつぱりLPではリリースできない」など、フラストレーションが溜まるやりとりがあり、今回はリリースなしになると正直思っていました。

僕は全くオリジナル音源をいじる必要は感じていませんでした。
ポップにする必要性も。それは、マーティーも同じ考えでした。

そこで、いつも僕がお世話になっている、mangoalleyというレーベルに相談することにしました。レーベルオーナーのAlexは音源を聴き、「ぜひリリースしたい」と言ってくれました。そして、MIchiruのソロも出したいと。

https://open.spotify.com/album/1xNGj1R4NqewLBgHnSU7cI?si=3tWQuqahSNKriwBhsU0vvQ

ここに、二つの作品を紹介できるのはとても嬉しいことです。
そして、少しでも皆さんの心にゆとりや安静を届けられたらと思います。

マーティーありがとう!そして、Alexにも感謝したいと思います。


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