「バンドとシナジー、今後について」
どうも、皆様おはこんばんにちは青山ミチルです。
僕は、レーベルの運営、作曲をしています。
よろしく願いいたします。
今日はシナジーとバンドについて書いてみようと思います。
僕は、ソフトバンクで働いていまして、最近の会議ではシナジーという言葉が連発されます。
最初に、シナジーという単語を聞いたとき、何かっこつけてるんだ、なんでも横文字にすればよいと思うなよと思っていました(笑)
シナジーと聞き続けた結果、バンドとシナジーって言葉(内容)がとても似ているなぁと思うようになっていきました。
バンドは、ボーカル、ギター、ベース、ドラムがいて一つの価値を立ち上げる仕組みになっています。
例えば、僕の好きなバンドについて考えてみようと思います。
スピッツ、LUNASEA、サザンオールスターズ、髭団、サカナクションどのバンドもシナジーによって、結果が果てしなく大きくなった好例だと思います。
スピッツでいうところの、ボーカル草野正宗が、一人で同じ結果を出せたとは思えません。
ギターや、ベース、ドラムがそろって初めて一つの巨大な価値を産み出すことに成功したという事実です。
それぞれのパーツが、足し算ではなく、掛け算、それ以上になることをシナジーを生むという本質だと思います。
バンドは、そのような点でとても魅力的な魔法があるといえると思います。
しかし、今回はその魔法のダークサイドの考えを強調したいです。
超現実的に考えていくと、かなり脆弱性の高い上にこのシステムが成り立っていることを感じています。
要するに、そのメンバーの中に、不和や、信頼がなくなったときに、かなり悲惨な状態がうまれます。
なぜなら個々のパロメーターの掛け算によって、その評価を得ているからです。
自分の実力以上の評価を得ていることが多いということです。
spotifyでは、分析機能がついていて、他アーティストのフォロワー数や再生回数などがガラス張りで公開されています。
とても透明性の高いシステムを採用しているのです。
これは、spotifyの特質される点であると思います。
例えば、バンドではとても有名だけど、ソロになったときに、恐ろしいほどに再生回数が低い有名人が多々見受けられます。
世の中的には認知されているのに、それだけではまったく再生数が伸びないという現状。マーケティングに頼れない現実が存在しています。
僕は、本気で中身を作っていく必要性を感じています。
そして、独力で一つの価値を産み出せる力が未来に必要だと思います。
シナジーよりも先に、まず個を高めるべきという結論です。
あ、当たり前か。
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