英語学習の記録(英検1級 その1)~リスニングの克服と成長曲線~

今回はいよいよ英検1級対策について書いていきます。

受験回数&勉強期間

8回受験しました。7回目で1次試験に合格したものの2次試験は不合格、8回目でようやく2次試験まで合格することができました。準1級合格後すぐに1級の勉強を始めたのですが、すぐに受けても受かると思えず、実際に受験するまで少し期間を空けたので、勉強期間は3年です。長かったです…

時間がかかった原因

一次試験に落ち続けた原因は、リスニングです。リスニングが壊滅的にできませんでした。実は、準1級でもリーディング、ライティング、2次のスピーキングは9割以上のスコアを出せたのですが、リスニングだけ合格者の平均点に届いていませんでいた。6割強くらいだったと思います。この結果を受け、リスニングは問題集を2冊購入し、やり込んでから1回目の受験に臨んだのですが、3割しかとれませんでした。リーディングとライティングは7割強取れていたのであとはリスニングだけ!と思い必死でリスニング対策をして2回目を受験しましたが、結果は1回目と変わらず…心が折れかけました。

下記の記事によると、人には「得意な感覚」というものがあるようで、これも英語の4技能のうちの何が得意かに影響するのではないかと思います。

私は視覚が優れているとも思えませんが、聴覚は確実に優れてはいません。日常生活でも、聞いただけのことはすぐに忘れてしまうことが多いです。子どもの頃からそうです。日本語でも忘れてしまうので、外国語はなおさら覚えているのは簡単ではないはずです。

超絶苦手なリスニングの克服

合格できた今でも克服できたとは言えませんが、一次試験を7回受けたうち、最初の3回は3割程度、そのあとの数回も4~5割程度しか得点できませんでしたが、7回目で急に7割超えることができました。急に得点率がアップした原因は、成長曲線の長いプラトー期を乗り越えることができたからなのではないかと思います。また、リスニング対策としてたくさん英語を聴いたりシャドーイングをしたりもしましたが、それだけでなくリーディング対策としてたくさんそれなりの難易度の英文を読んだのも良かったのではないかと思います。牛の歩みでも、自分でも気付かないうちに少しずつ情報処理能力やリスニング力そのものが上がっていた気がしています。

成長曲線については、いろいろな記事がありますね!

思えば子どもの頃から何をやるにも人よりも時間がかかりました。プラトー期が長かったのだと思います。ただ、プラトー期を乗り越えれば、人よりもできるようになっていたとも思います。

あまり苦労せずに成績を伸ばせたり何かを習得できる人を羨ましいとも思います。でも、一生そんな天才にはなれないし、私は私のままで生きていくしかないので、やりたいと思うことがあったら時間をかけるしかありません。時間がかかると自分の才能のなさに嫌気がさしたりもしますが、長い時間苦労して何かを達成できたときの喜びは一入です。英検1級も8回も受験し、自分には英語の才能がないんだなと諦めようかと思ったこともありましたが、「成功とは成功するまでやり続けること」という松下幸之助の言葉を思い出したり、途中で諦めたら子どもの頃の自分ががっかりすると思い、合格するまで諦めずに学習を続けることができました。時間はかかりましたが、合格できるまで続けられたことで、自己肯定感も上がった気がします。

今回は合格まで時間がかかった原因とその原因だったリスニング克服について思い出しながらまとめました。克服できたとは言えないのでリスニングの勉強法は気持ち的に書けませんでしたが、次回はリーディングの具体的な学習方法について書いていこうと思います。


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