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大学生の時、ホストの体験入店に行った時のお話

女風セラピストのサイ(https://x.com/michiru_sai)と申します。

現在24歳の僕ですが、大学1年生(19歳)の時に何回かホストの体験入店に行ったことがあります。友達と2人で行ったのですが、なかなかいい思い出でしたね。

ホストの体験入店はお金が美味しい

僕が行ったのは地方都市の繁華街のホストクラブ。2018年に何店舗か行きましたが、なぜ行ったかの理由は「お金がもらえるから」。

ホストの体験入店(以下体入)はその日にお金がもらえます。金額はお店によりますが、最低でも3,000円、多いお店では2万円をその日に貰えることがありました。大体時給2,000円~は貰えるので、そのころお金がなかった大学1年生の自分にはバイトより美味しい。

地方都市だとホスト店の数が少ないので多く行けませんが、歌舞伎町やミナミ辺りだといくらでも行けそうですね。

よく、体入だけ行って結局入店しない…というのを繰り返す人を「体入荒らし」と言います。店にとっては何もメリットがないので厄介以外の何物でもありません。やりすぎると店舗間でも名が知られるようなので、自己責任で。また、一部の店舗では体入費なしのところもあります。

ホストの体入では何をやるの?

体入とは体験入店のことなので、ホストの業務を一通り体験できます。

  • お酒づくり

  • テーブルマナー

  • 接客

  • 現場のホストに接客してもらえる

すべてを見ることはできませんが、ホストとしての基礎は教えてもらえるかなと思います。ただ、それも店舗によりきりです。

僕が何店舗か体入に行った際は、暇そうな店だとホストと会話したり、たまーーにくるお客さんの卓に入らせてもらうくらいで、めちゃくちゃやることがなかったですね。

ある程度知名度のある大きいグループ店だと、しっかり基礎を教えてもらえますし、初回接客も受けることが可能です。また、先輩ホストと一緒にヘルプもつかせてくれました。ただ、人生初の接客なのでマジで緊張して何もしゃべれなかった記憶が…笑。思い出すと恥ずかしくて顔面を打ち付けたくなります。

体入の感想

お店に入って初めに思ったことは、「キラキラしててすごい」でした。今ではホストのドキュメンタリーなんて腐るほどありますが、その当時はHOST TVとか地上波の特集くらいでしか情報を得られなかったですからね。

ギラギラとしたシャンデリアが薄暗い店内を照らし、黒い大理石のような机が並べられていて高級感満載の内装でした。そういった世界と無縁の場所で生きてきた僕にとって、異世界に来たかのような印象だったのを覚えています。

当時は女性経験があまりなかったもので、むちゃくちゃキレイな女性をいとも簡単に楽しませる先輩ホストを見て、尊敬しかありませんでしたね。まじで緊張して喋れなかったので、先輩ホストも苦笑いしていました… ^^

体入行くまではホストなんて怖いし、自分には一生接点のない世界だなぁと思っていましたが、新たな価値観が生まれたし、夜職への理解を深める良い手段だったと感じています。

結局入店しなかった理由

結局入店しませんでしたが、理由は「シンプルに生活リズム終わるなって思ったから」です。大学生やりながらホストやる人は稀にいますが、大学に入って間もない青二才に両立できるわけがありません。

一応終電で帰ってもOKとは言われましたが、講義は朝9時からだし課題は超多いのでどう考えても破綻しちゃいますよね。


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