東北ツアーありがとうございました！
本田です。
3月16日の八戸公演・大千穐楽をもって、長い長い東北ツアーが終了しましたー！
座組メンバー、みな無事に仙台や各地へ戻り、あるいは次なる仕事先に戻り、一息ついたり、一息つけない人もいたりでございます・・・笑
ただ、まずは何より、無事に東北六県を巡ることができたこと、各地で温かく迎え入れて頂いたこと、舞台を思い切り楽しんで頂けたことが、とても嬉しいです。本当にありがとうございました！
今回の東北ツアーですが、当初は全国ツアーを予定している時期がありました。
「改参」公演という冠にもある通り、劇団名を「改めて参る」ということで、現在の「男道ミサイル」名義での最終公演です。全国の皆様に見届けて欲しいという気持ちがあったことは確かです。
しかし、この大切な節目に、全国を行脚するのではなく、改めて、自分たちの原点に立ち返ることを選びました。
「目の前の人を、東北を元気にしたい」という気持ちからスタートしたチームです。
全国、全世界に、より力強く羽ばたいていくためにも、まずは東北で愛される、東北で応援される、東北を代表できる劇団として成長することが先決だと考えました。
東北を拠点に、東北と出会い、東北を学び、東北の題材を使い、東北でしか作り得ない表現で、東北の舞台で、東北の人に喜んで貰う。
東北の大地にしっかりと足の裏をつけて歩いて行くことが、より遠くまで作品を届けられる強い足腰を鍛えるだろうと思っています。
より一層、しっかりと東北に根ざしながら、より一層、遠くへ。
今後とも、「新しいミサイル」に御期待頂ければ幸いです。
さて、舞台という非日常の時間には、残念ながら必ず終わりがありますが、そもそも、この日常も同じように終わりが来るのだなぁということをふと思います。
月並みな言葉ですが、一日一日を大切に生きていけたらと、僕自身、経清のラストシーンを思い返しながら願うのでした。
経清Ｘに関わって下さった全ての方に感謝します。
この作品が「行くか！」と一歩踏み出すための、皆様のささやかな追い風となりますように。