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劇団 短距離男道ミサイル39.5発目
みちのく超人伝説Ⅱ赤字回収篇
「春のミサイル感謝祭 『TSUNEKIYO X-Day』
〜観劇後のあなたへ・・・いや、観劇してないアナタもございん♡〜」

謎のタイトルのイベントが無事に終了しました〜!
今回の東北ツアーの感謝を込めて(そして生まれた多大なる赤字の回収のために)企画したミサイル流のファンミーティング(的な何か)。

「ファンミ」という呼び方は、ミサイルを応援してくださる皆様のお顔を思い浮かべたときに、あまりしっくり来なかったので、謎のタイトルを付けさせて頂きました。

一応、キャッチコピーも色々と考えたのですが、日の目を見なかったので、いくつか書いておきます。

・ありがとう、温もりを。ありがとう、愛を。
・その、赤字(みち)の奥へ・・・
・「まだまだぁ!まだ足りんわぁあああ!」二幕十七場「厨川の戦い」より
・それは埋み火のような赤字か、北天を燃やす新たな黒字化・・・

これだけを見ると「赤字」と「お金せびり」が全面に出てしまっているのですが、根本にあるのは感謝の気持ちを伝え、お客様と交流する場を作りたいという思いであることを注釈しておきたいです・・・笑
もちろん、ある側面から見れば、劇団の危機といえる状況ではあるのですが、その苦境を逆に楽しんで、エンターテイメントにして、お客様に届けることがミサイルのメンタリティでもあるのではないか・・・と思ったりもします。

例えば、舞台を創る上では、よく「お金がない」という状況に直面します。
(舞台に限らず、どんな事業でも同じだと思いますが・・・!)
そのとき「この美術は諦めよう」「この仕掛けはカットしよう」といった判断があると思います。この時に、ただ諦めるのではなく、「お金はないけど、こうしたら同じことができるんじゃないか」と第三の道を探していくのがミサイルイズムだなと。(そして、多くの場合、ミサイルは人力や労力を駆使して、それを乗り越えます。)
その過程で発見できるものは、逆に潤沢な予算のある「お金を掛けた舞台」には出来ない熱量やエネルギーや驚きに満ちたものだったりします。

また「僕たちに何かできることはないか」というミサイルのスタート地点は、あらゆる前提条件に当てはめることができると思うのです。

〇〇だけど、僕たちにできることはないか。
△△で□□があったけど、僕たちにできることはないか。
これから♢♢を××していくために、僕たちにできることはないか。

これらの命題に挑む時に大切なことは、舞台の可能性を信じる力、想像力、そして、労力を厭わない直向きな姿勢だと考えています。

今回の経清Xにも、そんな過程を経たシーンがたくさん詰まっています。諦めずにみんなで知恵を絞り、体力を絞り、想像力を巡らせたから辿り着けた景色に溢れた舞台でした。
そして、今回のイベントも準備時間は短い中でしたが、そんな創意工夫を楽しんで頂けていれば嬉しいです。
また、劇団員に限らず、少なくない方が、このイベント開催のため、大きな大きな力を貸してくれました。この場を借りて、感謝の意を示したいと思います。

また何より、当日イベントを思いっきり楽しんでくださったお客様の笑顔に、また次へと向かうエネルギーを頂きました。改めて、ありがとうございました!!!!

このような形でイベントを行うのは、初めてだったので、色々と至らない点や、始まってみて気づくことがたくさんありました。
これらの改善点をしっかりとフィードバックして、次回はまたより面白いイベントを開催できるように、またみんなで企画を進めているところです。
近いうちに、皆様にお知らせできると思うので、期待していてくださると有り難いです。

もちろん「演劇」を届けることが僕たちの主軸ではあるのですが、「劇団」そして「ミサイル」にできることの可能性を拡げていくことも、今後、東北で活動していくために必要なことだなと思っています。
(そして、ぶっちゃけ、まだまだ黒字化までは遠いのであの手この手でミサイルは頑張ります!笑)

最後に、イベントを開催して、こうしてミサイルを応援してくださる方々がいるからこそ、我々は活動していけるのだなと、当たり前のことを強く感じました。

これからも、皆様と一緒に東北からめちゃくちゃ面白いことをどんどん作っていきたいと思います!

(※今回のお写真はXから「もん@mugicha_cha」さんにお借りしました!ありがとうございます!)

本田

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