自分が好きな地域で、好きなことをして生きる人は素敵だと思う。偏りのある愛すべき地域に活力を
昨年末に、地域の人材育成のプログラム「POOLO LOCAL」をリリースして、現在2期目の募集をしている。応募締切が明日の9月24日なので、まさに真っ最中だ。最近は地域で生きる人のことばかりを考えている。
1期のプログラムでは、「地域と生きる自分を創る」ことをテーマにしていた。そして、地域で生きる人の新しい生き方の呼称として、TABIPPOなりの「ローカルコーディネーター」という概念を作った。
地域で必死に活動して、行動して、地域に深く溶け込んでいった人が、ローカルキーマンやローカルコーディネーターと呼ばれている。元々、「ローカルコーディネーター」を目指して生きてきた人はいないように思う。ただ、将来的は、地域にはこんな人たちが必要なんだと思い、新しい概念として提案と推奨をさせて貰っている。
地域で夢中で生きる人のためのプログラムであり、地域での活動を推進する学び場というのが、提供している価値の本質のような気がしている。
今期は、1期のコースにさらに武器を加えた。
運営やゲストの体制も改善を加えたので、正直に言うと参加費が安すぎるくらいに運営メンバーは思っている。なので、地域でもっとチャレンジしたかったという人は、少しでいいのでサイトを見てほしい。贅沢すぎるゲストと魅力的な地域と連携してプログラムを設計させて貰いました。
地域の魅力は何なのか?
全国に市町村数は、1700近くある。人口の数もばらばらなので、「地域」と一括りにすること自体が少し乱暴かもしれない。ただ少しだけ、先日個人的に感じたことを。
地域の魅力の1つに、「偏り」があると思う。
東京の恵比寿と新潟で2拠点をしているのですが、久しぶりに恵比寿の駅に降り立ったとき感じたことは、多様な人がいるなあということ。そもそも、都心部は地方から上京をした人が多いから当たり前の感想なのかもしれないけれど。都心部には、多様な人がいて多くのものがある。ただ、同時に新潟の方が偏りと濃さは強いなって。都心と比べたら無いものも多い。でもいいのだ。この「偏り」こそ、地域の魅力であって、愛着ポイントなんじゃないかなの思うのです。
そんな愛すべき偏りがある地域。
生まれた土地だからなんとなくそのまま過ごしている人
Uターンで地元に戻ってきた人
Iターンで選択して来た人
2拠点として過ごしている人
お試し移住のような形で過ごしている人
色んな形で地域で過ごしている人がいると思う。
都心部のように有象無象に人がいるわけじゃないし、
チャレンジをしている人が数として多いわけじゃない。
ただ、もっと自分が住んでいる地域で活躍をしたい
自分が好きなことに挑戦をしてみたい
自分が好きな地域で突き抜けたい
地域を盛り上げたい
地域を色んな人に伝えたい
そんな人も一定数いると思います。
地域にいる人に求められていることは、
「実現する力」
違う言い方だと、やり抜く力。やり切る力。
「アイディアを出してもらうことも嬉しい。ただ、口だけじゃなくてやって欲しい」
これは多くの地域を訪れてたくさんの人に言われたこと。
実現する力をさらに分解すると、3要素に分けられる。
こんな力を半年かけて育み、身につけていく実践型のプログラムにしている。ゲストの質も体制も正直、参加費以上のものだと思う。なので、この参加費は今期だけになるかもしれないです…。
地域で挑戦をしたいと思っている人
全国の地域の事例を学びたいと思っている人
自分の好きなことを地域で実現したいと思っている人
地域でもっと舞って、踊りたい人
なんだかんだ、最初の一歩目が怖いし不安だと思う。特に、関係性が濃い地域では、変なことをしているのではないかと思われる。
ただ、自分が好きなことをして、結果として地域の盛り上げに貢献をできるようになれば、周りの人は次第に認めてくれる。
そんな地域でエネルギーを持て余したあなたに届きますように。
運営一同、ご参加お待ちしています。
ありがとうございます!また新しい旅に出て、新しく感じたことや学びを言葉にできればと思います!あるいは美味しいお酒を買わせて頂きます。そして、楽しい日常をみなさんにお届けできれば。