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AWS:SAP-C02 合格体験記・勉強法

おばんです。
Michinokuです。

2023年3月4日にAWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP-C02)に合格しました。





今回は合格に至るまでの経験と合格した今だから伝えられる勉強法を紹介していきます。



合格体験記


SAPの勉強自体はSAAに合格した後すぐに始めていました。


しかし、すぐにやる気をなくして3か月ほど勉強せずAWS自体にも触らなかったので

AWSの知識はほぼ0に戻っていたと思います。

その後12月中頃にやる気を取り戻してWeb問題集を使用しながら勉強を進めていました。


一通り問題を解き終えて2月上旬に受験したのですが、この時は不合格。

スコアは721点ともう少しで合格だったので、2週間後に再受験したんですが

ここでも不合格。しかもスコアは700点ちょっとだったので悪化していました。

とりあえず2週間後に受験申込したのですが、この頃は精神的にまいっていて次落ちたらどうしようと考えてました。

結局、3回目の受験で合格することができて今はホッとしています。

次からは、3回SAPに落ちた人間が考えるSAPへの最短ルートを紹介します。



SAP合格への最短ルート


SAPに合格したい事はただひとつ。



「Tech Stockの問題をひたすら解く」

これです。

私も勉強のために使用した問題集ですね。


「え?でもお前2回落ちてるじゃん」

って思ったかもしれませんが、2回落ちるような奴がこれだけ使ってSAP受かってるんですから有用なんですよこの問題集。

逆に私はテキストを教科書目的で購入しましたが、SAP合格が目的ならこれも要らないですね。

*辞書運用はできるので紙でそういうのが欲しい人は購入の価値あります。

ノートの使用をお任せします。

紙でもデジタルでも自分が覚えられると思ったやり方を使用してください。

ちなみに私はNotionで各サービス毎の機能をまとめていました。

私はWeb問題集だけを使って合格したんですが、使い方についてはいくつかアドバイスというか注意点があります。

1、#1から最新問題まで全部やる

合格体験記を読むと「#51~から最新までやった」って結構出てきます。

事実、後半の問題ほど実際に出題している内容に近いので重視するべきは後半の問題です。

しかし、それはそれ以前の#1~#30、40あたりまでの前半の内容をしっかり理解している。という前提があります。

序盤の問題を解いて解説が理解できないならSAP合格のラインに達してません。ちゃんと調べて理解してください。

しっかりと理解ができたら後半の問題を重点的に取り組んでください。

目安として、模擬試験で合格点が取れて試験1週間前とかになったら#51~最新の問題を周回するイメージです。私もそれで合格しました。


2、ちゃんと全問正解する

「何言ってんだ」って感じですが、不合格だった頃の私は序盤の問題で不正解のまま放置されているものがいくつかありました。

本番では、問題集の類題がまあまあ出るので全ての問題を一回は正解してください。

よく、問題自体を暗記するのは意味ないと言われますが、同じ問題出るんですから解説を理解した上で答えも覚える勢いで解いてください。


Michinoku式AWS:SAP合格チャート


1、Tech Stockの問題集を一通り解く

2、1周目で解けなかった問題に再挑戦しすべての問題に正解する

3、模擬テストを受けて合格点を目指す。不合格なら問題集後半を重点的に復習

4、模擬試験で合格点が取れたら合格できる知識が身についています。
*このタイミングで受験申込していいと思いますが、テストセンターの空き具合との兼ね合いがあるので余裕をもって2週間前には申し込むのをお勧めします。

5、もし不合格でも合格できる実力はあるので諦めずにトライしてください
*今が自分史上最もSAP合格に近い状態です。

*当たり前ですが、どの段階でも不正解だった問題は解説を読んで理解を深めてください


SAP受験はあくまで資格勉強であるという事


よく、「資格試験に合格しても実務では使えない」とかいう意見を聞くと思います。

私も以前は資格だけじゃなく、実践で使える知識も身に付けようと思っていました。

しかし、実際問題実務で求められるスキルと試験で問われる内容が完全に重なってない以上、資格がほしかったら試験に特化した勉強が必要になります。

私もCCNAを取得してネットワークエンジニアとして働いていますが、まだ自分の知識を使える場面は多くないです。

それでも、私みたいな下っ端インフラエンジニアが知識とやる気を証明するには資格が一番手っ取り早いので資格の勉強しています。

資格も取って実務で使えるスキルも取得したい場合は大人しく試験と実務の両方の勉強をするべきです。


SAP合格にかかったコスト


最後にSAP合格までに私が費やしたコストを残しておきます。

・受験料:66,000円
→3回中2回は半額クーポン使いました。
 無かったら99,000円かかってますねこれ。

・テキスト代:15,136円
→Tech Stockのプレミアムプラン2回と教科書1冊
 教科書不要で3か月以内に合格できれば半額以下になります。

・その他:約6,000円
→受験会場までの交通費が1回1,000円
 受験後の飯も1回1,000円
 落ちるとこいういう費用も増えます。

・総額:87,136円
→やはりベンダー資格は高い。
 会社の資格支援制度が無ければ挑戦しなかったかもしれない。

もし前述のチャートで合格できれば、
問題集6,028円+受験料33,000円=39,028円に収まります。

もし、CLFやSAAで合格した時に貰った半額クーポンを使えれば

22,528円

これからSAP合格を目指す人たちには是非、必要最低限のコストで目標を達成してほしいです。


次の目標


これでAWSはCLF、SAA、SAPに合格したことになりました。

プロフェッショナルレベルの試験に合格したことでAWS6冠が現実的な目標になりました。

2023年上半期中の6冠を目指して次はSysOps(SOA)取得を狙います。

また、何か資格試験に合格したらこういった記事を書きたいと思います。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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