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特別展「大分県の両生類」は11/6まで!(番匠おさかな館)

特別展「大分県の両生類(11/6まで)」も週末はあと2回となってしまいました(T0T)

大分県の両生類は現在、19種確認されていますが、本特別展ではその内のなんと17種を展示しています。その中には今年3月に新種と発表されたニホウサンショウウオも!!もしかしたら「ニホウサンショウウオ」として展示したのは水族館では初めてかもしれません(^^)そんなサンショウウオも見られます♪

お借りしているニホウサンショウウオ

ちなみにニホウサンショウウオは大分県北部の宇佐市と豊後高田市にまたがって生息しますが、もともとはカスミサンショウウオと呼ばれていました。カスミサンショウウオは西日本に広く分布していましたが、2019年に9種に分類された際に、県北のカスミサンショウウオは山口県に広く分布するものと同種ということでヤマグチサンショウウオとなり、そして2022年に県北のヤマグチサンショウウオはニホウサンショウウオとして新種となり、大分県北部にのみ生息する種となりました。少しややこしいですが…(^^;)さらに近年、県西部で分類後のカスミサンショウウオが見つかったらしく…。さらにややこしいので、特別展解説パネルでご覧ください(笑)

特別展「大分県の両生類」のサンショウウオコーナー

また、展示している両生類はほぼスタッフが採集してきたものですが、採集するのが難しい種や佐伯市には生息していない種、そもそも採集ができない種が含まれていて、一部の展示にご協力をお願いしましたm(‐_‐)m

小型のサンショウウオである、コガタブチサンショウウオ(佐伯市産)とチクシブチサンショウウオ、ニホウサンショウウオの生体を大分大学理工学部の永野昌博先生に、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオの剥製を宇佐市教育委員会からお借りしています!!

お借りしているオオサンショウウオの剥製

永野先生はニホウサンショウウオがヤマグチサンショウウオと別種だと報告した方々の1人でもあるんですよ♪

ご協力もあり、ここまで一度に見られる展示は中々ないと思いますので、是非一度、ご来館ください♪

お待ちしております(≧0≦)ノシ

<番匠おさかな館 宮島>

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