「ホントに!?海にいそうな魚たち」展、終わる前に見つけにきてね(番匠おさかな館)
GWが終わると、現在開催中の特別展「ホントに!?海にいそうな魚たち」も終了となります。そこでGW前に、3月ごろ展示に追加した種を紹介します!!
こちらは南米淡水ストーンフィッシュです。砂から目や口だけ出してじっと待ち、頭上を通る魚やエビなどの小動物を食べます!何も知らずに移動していると地面から大きな口が現れるわけですから、エサとなる生物にとっては気が抜けないでしょうね(^^;)
15cmほどになる魚ですが、現在は4cmほどで、砂に潜っているので気付かない方もいらっしゃいます。うまく地面にばけていますので、探してみてくださいね♪見つからない場合はスタッフまで!!
さてこの魚ですが、実は日本近海にも似ている海水魚がいるんです!!それが最後の写真の「ミシマオコゼ」の仲間です。漁師さんはもちろん、ダイバーや海釣りをする方は見たことあるんではないでしょうか?同じように砂に潜って獲物を待ち伏せます(゜_゜)
ただし、この2種はグループが違い、ストーンフィッシュは日本には分布しない「ガマアンコウ」の仲間になります。ミシマオコゼの仲間もガマアンコウの仲間もほとんどの種が海水魚ですが、このストーンフィッシュはアマゾン川の淡水域で生活しています(@0@)
また、違うグループでも、エサや環境によっては同じような体形を獲得することを収斂(しゅうれん)進化と呼ぶそうです。ホントに面白い!!<宮島>
※ミシマオコゼの仲間は展示しておりません。