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文学賞進捗/日々.9


ミチムラです。

ここ最近noteの更新をしていませんでした。なにか書きたいなとは常々おもっているのですが、べつに書くべきことなんかとくにないな、という瑣末な理由でなにも書いていませんでした。これを言い出すと、そもそも自分が書くべきものなんて最初のはじめからないことになってしまうので、書かない言い訳かな? とも思えてきます(ほんとうにひさびさに文章を書いているので、こんな書きだしでだいじょうぶかな? 日本語になっていますでしょうか? もう疲れてきたのですが。息切れしてきました)。


文学賞進捗、というタイトルにしたのですが、正直に申し上げますと、今年にはいってから小説をほとんどまったく書いていません。というか、この1か月ほどパソコンすら開いていなかったという。

これほど文章を書かなかった期間はこの数年間なかったかなといった感じです。どうしてそんなに文章から離れていられたのか。

そもそも僕は書きたくて文章を書いているタイプの人間ではなくて、なにか書かざるをえない精神状況? みたいなものにしたがってものを書いているため、ほとんど病的に文章と向き合っています(まともな精神を持った人間は小説を書きません、というより書く必要がありません)。

なので、しばらく小説を書かない生活を送ってみて、あらためてどうして小説なんて書いていられたのか、不思議でなりません。

12時間以上働いて、夜中に帰ってきて、よし、書くか、みたいな。ばかなのかなと。

「なんでそんなにストイックに書けるんですか?」と体調を心配されることは多々ありました。

でもその返答は、

「いや、ふつうなんで。ストイックなんて、僕とは無縁な言葉です」

いや、たしかにそれがふつうだった。去年は。ずっと文章と向き合っていました。でも、いま振り返ってみると、去年の生活が病的でした。

というか、僕にとって文章は一種の内的療養法みたいなものであって、それがうまい具合に感情をコントロールする術でもあるので、病的状況を病的手段によって克服しようとしているにすぎない、ということになるのかな? 知らんけど。


で、文学賞の話にもどるのですが、なんで今年は書いていないのかというと、その書かざるをえないという感情があらわれてこなかったからです。それにくわえて書きたいものもなかった。書きたい題材は抱えていますが、いま書くべきではない、自分の技量では手に余るテーマや題材がふえてきてしまいました。

なんだか億劫だなあ、そう思ってしまって、書いていませんでした。


でもここ最近、また小説を書きたいなと思えるようになってきました。なんででしょうね。それはよくわかりません。


とりあえず北日本文学賞にむけてなにか短いものを書こうかなと思っています。題材は安楽死です。ずっと書きたいと思っていた題材です。

緊急事態宣言が長引きそうです。小説を書いていると暗くなってしまうので、しばらくだれにも迷惑をかけずに閉じこもっていようと思います。


※ひさびさに文章を書いて、読み返してみたら、めちゃくちゃ陰キャで引きました。いまは病んでいません、元気です!ひまなんで連絡ください、話しましょう!!



おわり

ミチムラチヒロ

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