ひらかれる
ミチムラです。
つい先日から小説の模写をしています。小説の模写、けっこう効果あるらしいと聞いたことあります。
で、誰の小説の模写をしているかというと、自分のやつ。
自分の小説、模写してるやつ、たぶん僕だけです。
正確にいうと、模写というよりは大々的な推敲作業。小説そのものを現在の僕のフィルターにとおして一文一文書き写しています。
むかし書いた小説とはいえ、内容はわかっているので、ただ印刷して読むだけだと、きちんと推敲できないような気がします。そのとき書いた良さみたいなのを尊重してしまいそうなんで、ふつうに推敲するのはやめました。
とはいえ、原稿200枚ちかい枚数あるし、これ3月末にことばとに出したいと思っているので、相当スケジュールはタイトです。ふつうに無理なのでは。
でも、むかしの文章を書き写していると、かつて自分のなかにあった思考回路が徐々にひらいていくのが、なんとなくわかります。まだまだぎいぎい軋んでいますが、自分にも文体らしきものがたしかにあって、それがどんなかたちに終着してくれるのか、楽しみです。
しかしまあ、むかしの自分、よくこんなに文章書いたね、ひまだったんでしょうね、あきれます。
おわり
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