はじめまして
「このツルっぽい人は一体・・?」
こんにちは、鳥美(とりみ)と申します。
自己紹介としてこちらの記事を書いてみました。
古いものが大好きで、日本や海外の雑貨・おもちゃを収集することが趣味でした。
セルロイドのカボション、キーホルダー、バッチ、紙もの、ぬいぐるみ、空気ビニール人形、お菓子の型、レンチキュラーのカード…などなど。
ひとり暮らしを始めた時、荷造りのダンボールから最初に出したのはおもちゃで、空っぽの部屋に雑貨を置くと気持ちが和んでほっとしたことを覚えています。
山に登るようになると、コンパクトに物を持つ生き方に興味が湧き、持ち続ける物と手放すべき物について考え始めました。
限られた道具で何通りもの使い道を考え工夫しながら、自分の背負えるものしか持って行けない登山。そのシンプルな向き合い方に豊かさを感じています。
変わらず今も雑貨やおもちゃは大好きで、生活に必要な物だけに絞ることはできず中々ほいほいと手放せないのですが、何を選んで生きてゆくのかを考えている日々です。
数年前の里帰り中、
ひまを持て余し、滞在している数日間を思い返してスケッチしてみたことがありました。
お豆から始まり、実物を見たり見なかったりしながら、さらさらコピー用紙に絵を描いていきました。
資料をもとに描いて似ることもあれば似ないこともあり、何も見ずに描いて別物になることもあればそれらしさを感じられることもあり、でたらめに始めても結局白熱して描いてしまったり、ずっとテキトウなまま完成したり。
そこに流れていた時間をふり返り描いていくと、雑貨を収集している時の幸福感に似たものを感じ、心が満たされていくことに気がつきました。
身の回りに物がどしどし増えるでもなく、記憶や体験を自分なりにアウトプットすることで充足感を得られるなんて、何というウルトラライトハイキング!その感覚も私にとっての" 旅 "なのではないかと思います。
学びながら楽しみつつ好奇心が向く方へ。
これからも道草と旅を続けて行きたいです。
2024年4月 鳥美